引越し。
いま、わたしは引越し真っ最中である。
部屋は、日々殺風景になっていくのであるが、
対照的に、ダンボールとごみの山がたまっていく。
このごみの量には、本当に驚く。
こんなにもたくさんのごみとともに暮らしていたのか、と思うし、
自分の物欲の深さを知った。
「すきなものに囲まれて暮らしたい」
と日々願っていたため、
細部の雑貨まで、気に入っているものを集めていたのだが、
実家に戻るにあたり、不必要なものが多く、
それらを捨てなければならないのは、
なかなかに辛い作業なのだ。
精神的にも体力的にも消耗する作業だ。
最もへこんだのは、
冷蔵庫、洗濯機などの家電製品である。
まだ十分に使えるにも関わらず、
ちょうどぎりぎりの使用年数だったため、
大型ごみと化すことになった。
まだ使えるのに、こんなに大きいのに、
お金を払って捨ててもらわなくちゃならないなんて!
時間があればオークションなどに出品することも可能だったのだろうが、
何しろわたしは焦っている。
もったいないことをしてしまった…
いろんなひとに相談したところ、
知り合いのリサイクルショップを紹介してもらったり、
引き取ってくれる友人を見つけることができたり、
いくつかの解決方法を見つけることができた。
やっぱり人間関係、コネクションは大切だ。
明日からとうとう家電と台所まわりの片付けに入る。
「暮らし」がこの部屋から一掃されるのは、やや悲しいが、
新しい環境、新しいスタートに向けて、
わたしはわくわくしている。
きっと、なんとかなるでしょう。
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