舞妓Haaaan!!!
全然期待してなかったのに、とってもおもしろかった。
阿部サダヲが、かわいすぎる。
なぜか、恋人が
「見たい、これ見たい」
と主張した。
彼も舞妓さんがすきなんだろうか。
舞妓マニアの鬼塚公彦は、京都支社に転勤が決まり大喜び。
早速舞妓さんに会うため、お茶屋へ行くのだが、
そこは、
「一見さんお断り」
の世界。
なんとか舞妓さんと遊ぼうと、
社長に連れて行ってくれるよう必死に頼むのですが。
阿部サダヲのあの見た目、
阿部サダヲのあのハイテンション、
がっちりと引き込まれて、夢中になってしまいました。
男前というわけでもないのに、
人をひきつけるあの個性、すばらしい。
魅力とは、ただ与えられた姿かたちだけではなく、
いかに自分らしくセルフプロデュースできるか、
ということなのだね。
公彦は、社長に
「結果を出せ」
と言われ、がむしゃらに突っ走ります。
もちろんこれは映画なわけで、フィクションなわけですが、
それでも、たったひとつの明確な目標に向かって、
なりふりかまわず突き進む姿を見ていると、
こっちまで元気になってしまいます。
たとえそれが、絶対にありえないような設定だったとしてもね。
柴咲コウは、とても華がある顔立ちなのに、
この映画では地味な役どころをさせられて、
もったいないなー、というかんじがしました。
舞妓さん姿もかわいいけれど、
あの化粧は、純日本的な顔の方が映える。
元気がなくなっちゃったときには、リピートして、
エネルギー補給ができます。
そんな栄養たっぷりの映画でした。
見てよかった。
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