靴を買いに。
ずっと愛用していた白いパンプスの底に、
ついに、穴があいてしまった。
購入してから約4年。
何度もお直ししてはいてきたけど、
さすがに大往生のようです。
代わりの靴は、ぼろぼろ、よれよれのスニーカーしかない。
再来週の銀座パーティーには、こんなの履いていかれない。
これは、緊急事態だ。
靴を買いにでかけなければ。
今日の恋人は、絶好調だった。
電車内で話をしていたら、
わたしの発言を聞き取れなかったらしく、
「え?何?出島?」
と聞き返された。
出島って、何さ。
「鎖国時代に貿易を許されたところだよ。」
…わたしたち、絶対そんな話してなかったと思うし、
そんな冷静な返しがくるとは思わなかったよ。
今年の靴は、ウェッジソールのものが多い。
わたしは、これがすきじゃない。
ヒールは細くないと、足がきれいに見えないじゃないか。
「こういうのは、あんまりすきじゃないんだよね」
と恋人に話しかけながら、靴を見せた。
すると、彼は、ウェッジソールの靴に向かって、
「ねずみがえし!」
と言った。
それは、高床式倉庫にあるやつですね?
確かにその靴は、横から見ると、ゆるやかな曲線をえがいていたので、
ねずみはのぼれないだろうけれど、
靴には必要ないと思います。
デパートを3つもはしごしたうえ、靴屋さんもたくさーんまわって、
いろいろはいてみたけれど、
いいものはなかった。
デザインが気に入ったとしても、わたしの足に合うものがない。
ほんと、ふつうじゃないと、生きにくい世の中だ。
いいなと思ったのは、モード・エ・ジャコモのブランドのHer's。
上品なデザインのものが多かった。
今度から、靴を買うときには必ず見ることにします。
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