Lassiette de shibata。
その日、わたしは恋人を連れて、お買い物をしていた。
雑貨やさん、インテリアショップ、靴屋さんをめぐって、
わたしはとてもたのしかったのだが、
恋人は、歩きすぎて、疲労困憊していた。
その日、栄についたのは、12時で、
恋人が
「帰りたい」
と言い出したのは、まだ2時であった。
情けないし、物足りないので、
「すてきカフェでおやすみしてから帰りましょう。」
と、無理やりひきずりまわした。
本当は、S4カフェに行こうとしていたのに、
そこはなんとなくレストランっぽかったので、
入ろうかどうしようかと迷っていると、
ちょっとおしゃれっぽいお店を発見。
それは、前からちょっと気になっていた
L'assiette de shibataというレストランだった。
ちょうどカフェの時間だったようで、
メニューを見てみると、すごくおいしそう。
そこでお茶することにした。
中に入ってみると、
照明が暗くて、お昼なのに、バーみたい。
わたし、こういうお店ものすごくすきなんですけど。
ものすごく都会的な雰囲気のなか、
上品でお金持ちそうなおばさまたちのグループが、
みんなでショートケーキを食べていた。
ソファの席に案内されて、やっとひといきつく。
深いえんじ色のソファ。すごく、おちつく。
前回ひどい顔だった恋人ですが、
本当は、ふつうの顔をしています。
テーブルの上には、赤いうまのランプ。
バブリー。
さて。
お茶するために入ったので、
コーヒーと、カプチーノと、デザートをオーダーしてみた。
そしたら。
やってきたのは、こーんなすてきなデセール。
なにこれー。すごいー。
運んできてくれたのは、ながーいコック帽をかぶったパティシエさんで、
もしかすると、柴田氏だったのかも。
それぞれの素材の説明までしてくれるが、
見た目に感動しているわたしは、それどころじゃないので、
ほとんど覚えていない。
いちばん下にフォンダンショコラがあって、
そのうえにピスタチオのアイスクリームがのっかり、
そのうえにかりっかりのやつがのっていて、
そのうえにフランボワーズの実がのっかっている。
さらに、まわりにちりばめられているのは、
パッションフルーツのソース。
あまさと、ほどよい酸味が、ものすごく上品。
おいしーーーーーーい…。
わたし、完全にノックアウトです。
しかも、ここは、雰囲気がよく、デザートがおいしく、
見た目にも美しいだけじゃない。
スタッフのサービスがものすごーーく、よい。
いままで名古屋で行ったお店で、いちばん。
あまりに細やかな心配りに、感動した。
段差があるところには、
「段差がありますのでお気をつけください」
と、一言そえてくれる。
席を立っただけで、
「お手洗いですね、ご案内します」
と案内してくれる。
ランチメニューについてたずねると、
丁寧に内容を説明してくれたうえに、
お店のちらしをくれた。
言わなくても、こちらの要望をちゃんとわかってくれる。
そういうサービスをレストランで受けるのは、久々だった。
個室もあるみたいなので、
恋人のバースデーは、ここでお祝いすることに決めました。
本当にすてきなレストランでした。
名古屋でいちばん気に入りました。
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