シュガー&スパイス 風味絶佳。
ひさしぶりに、柳楽優弥を見る。
やっぱいいなー。
オーラあるよね、彼は。存在感が、特別。
見ていてはずかしくなるような、
ほろにが青春ラブストーリーです。
恋人とふたりで見てて、ちょっとはずかしかったです。
こういうの、エロシーンよりはずかしいです。
志郎が働くガソリンスタンドに、
新しいアルバイトの女子大生及里子がやってきた。
ふたりはお互いにひかれあうけれど、
及里子は、以前の恋人と志郎のあいだで揺れていた。
という、ふつうのラブストーリーのはずなのに、
完全に夏木マリが主役みたいになっちゃってましたねー。
ちょっとキャラクター強すぎですねー。
でも、恋人を「必需品」と呼ぶのは、いい。
確かに、恋人は必需品だから。
志郎が
「すきだ」
と言うシーンは、ときめいたなー。
3回くらい言ってたよね。
言われたいよー、柳楽優弥に言われたいー。
たとえ、それが演技だったとしても、
沢尻エリカがうらやましすぎる。
タイトルの「シュガー&スパイス」は、
夏木マリが演じる志郎のおばあちゃんのことば。
女の子には、甘くするだけじゃだめ、
ときどきスパイスが必要なのだそうだ。
うーん、
わたしはスパイスはいらないけどね。
ひたすらシュガーだけ注いでほしい。
ひたすら甘やかしてほしい。
…でも、これは少数意見だって知ってるけど。
ただ、及里子がゆれているあいだ、
ただひたすら待っているのは、だめよね。
そこはやっぱり、引き止めなくっちゃ。
女って、そういう強引な直球に弱いものですよ、わりと。
強気なおんなのこのほうが、
そういうの、すきだったりします。
あ、もしかして、その強引さが「スパイス」なのかも。
ちょい役のキャストや、いろんな小技がきいていて、
ふつうのラブストーリーなのに、あきることなくたのしめます。
ピュアさを取り戻すのには、もってこいな作品。
わたしもちょっとだけ、取り戻しました。
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