タヴェルナ・グイダでの食事。
恋人と、食事にでかけた。
先日の「財布事件」のときに、
恋人がお店を予約して、お食事に行く、
という約束をしていたからだ。
恋人がえらんだのは、名古屋駅から徒歩圏内の
「TAVERNA GUIDA」という
イタリアンレストラン。
わたしも前から名前は知っていて、
行ってみたいと思っていたので、
仕事の帰りに恋人と待ち合わせて、そこへ向かった。
入ってみると、写真の印象とはちがっていて、
レストラン、というよりは、イタリア居酒屋、というかんじ。
しかも、その日はパーティーがあったらしく、
団体のお客がいた。
あまり落ち着かない雰囲気だった。
イタリアンのお店らしく、ワインの種類は豊富。
わたしはグラスの白ワインを、
恋人はイタリアビールをオーダー。
ごきげんに乾杯した。
料理の種類は、少なくはないのだけれど、
これといって食べたいものがなく、
何を食べようか、とても迷った。
結局、お酒といただくパルマ産生ハムと、
串焼きをいくつかと、
トマトソースのパスタをいただくことに。
ワインはおいしいし、お料理もものすごくおいしい。
お値段のわりには、とてもおいしかったと思う。
でも、サービスは値段に見合っていなかった。
串焼きが出てきたあと、パスタが長いこと来ない。
ワインももう飲み終わってしまったので、
テーブルの上には、なんにもなくなってしまった。
パスタが来るまでのつなぎに、別のワインを頼んだが、
それも全然来ない。
どうしようもないので、スタッフを呼んで、
「ワインはどうなってるんだ」
とたずねたところ、すぐに出てきた。
忘れてたのか…。
それはそれはとてもおいしいワインだったのだけれど、
なんとなく、腑に落ちない。
さて、そこからさらにしばらくして、パスタはやってきた。
量はそんなに多くないのだが、
これまた、ものすごくおいしいのだ。
トマトソースはほどよい酸味でとてもおいしく、
パスタももっちりしていて、とてもおいしかった。
本当はほかのパスタも試してみたかったのだが、
そこから再び長時間待つ気にはならなかった。
デザートを頼もうかどうしようか迷っているあいだに、
別の女性が飲み物のオーダーをききにきた。
「もうワインはけっこうです」
と断ると、
「では、お水をお持ちしましょうか」
というので、お願いしたのだが、
すっかり忘れた様子で、お水はいつまでたっても来なかった。
気を利かせてくれたのはわかるのだが、
ちゃんとしてくれないのなら、がっかり度は倍増だ。
パスタも、ワインも、お水すらスムーズに出てこないのだから、
これ以上ここで注文するものは何もない、
と思い、支払おうとすると、
先に出しておいたはずのホットペッパーのクーポンが紛失されていた。
わたしも恋人も、あきれるしかなかった。
恋人はまだ満腹ではなかったし、
わたしはデザートが食べたかったので、
そのままマクドナルドに直行した。
マクドナルドでは、ちゃんと食べ物がすぐに出てきたので、
そこで、やっと、ふたりで満足して、
先ほどのレストランについて、話し合った。
ふたりの共通の疑問は、
「わたしたちが、ほかのひとに比べて、
よっぽどせっかちなんだろうか」
ということだ。
だって、名古屋で何度もお食事をしたけれど、
まともにサービスをしてくれるお店に出会えたことが、
とっても少ないのだ。
どの店も、言わないと料理や飲み物が出てこないし、
注文したくても、スタッフが足りていない。
よっぽどわたしたちの運が悪いのか、
それとも、名古屋では、相当高い値段を出さなければ、
相応のサービスがなされないのか?
これは、わたしたちがずっと悩み続けている疑問だ。
たぶん、名古屋はいつもどこでも混んでいるから、
お客を待たせることをふつうのことだと思っているだろうな。
「お待たせしないように」
という配慮が感じられない。
でも、わたしは待つのがすきじゃないのだ。
せっかくおいしい店をみつけたのに、
サービスにいらいらさせられるんじゃ、
二度と行く気にならない。
名古屋の行きつけの店を探すのは、とてもむずかしい。
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