ルーセントタワーのSoup Stock Tokyo。
わたしの趣味は外食だ。
これは、誰になんと言おうとやめられない。
おいしいものを食べることが生きがいだが、
料理は下手だし、あんまりすきじゃない。
なので、ひとりの休日は、時間があれば、どこかでランチをいただく。
そんなに豪華じゃなくてもいい。
カフェやレストランでひとりで雑誌を読みながら、
ゆっくりと食事をするのがすきなのだ。
何しろ、名古屋市外に住んでいるものですから、
どうしても、拠点が名古屋駅になる。
そこから地下鉄に乗るのは億劫だし、
すべての用事はたいてい名古屋駅周辺で事足りるので、
必然的に、名古屋駅付近のお店でランチをいただくことが多くなる。
ただ、この名古屋駅周辺には、あまりすてきなカフェはない。
昔ながらの喫茶店、とか、
マクドナルド、スターバックス、とか。
ミッドランドスクエアの地下には、こじゃれたカフェもあれど、
何しろ高いし、混雑している。
というわけで、名古屋駅周辺でおちついた時間を過ごすのは、
なかなか至難の業なのだ。
でも、ようやくおきにいりをみつけた。
雰囲気、混雑度、価格、すべて秀逸な場所。
それは、ルーセントタワーの「Soup Stack Tokyo Cafe」。
ルーセントタワー、というのは、約1年前にできたオフィスビル。
でも、レストランやカフェも豊富に入っているし、
最上階の40階には、バーも入っている。
名古屋駅からは、「ルーセントアヴェニュー」という地下道でつながっている。
名鉄の改札口から歩くと、大体10分くらいかかる。
でも、このルーセントアヴェニューは、とてもかわいい。
2007年度のグッドデザイン賞を受賞したほどだ。
真っ白な壁面に、モノトーンの動物たちが描かれ、
七色のライトがあてられている。
外は見えないけれど、おさんぽには最適。
写真スポットとしても最適らしく、
いつも、カメラを携えた中年男女に出くわす。
特に、アジア各国からの観光客にとっては、
格好の撮影スポットらしい。
さて。
そうしてたどり着いたルーセントタワーの地下1階に、そこは、ある。
(正確には、ルーセントアヴェニューの終点で、
エスカレータにのって、上階へ行くのだが。)
本当は、セントラルタワーズにもあるのだけれど、
わざわざ歩いてここまで来るには、わけがある。
お店がひろーくて、内装がすてきなうえ、
平日はいつも空いていて、盛りのついた騒々しい若者もおらず、
平穏な日々をぐちり合うおばさまたちもおらず、
とってもおちつくのだ。
オフィスビルのなかにあるので、ほとんどのお客はビジネスマンが中心。
彼らは孤独にパソコンに向かい仕事をするか、
ひそひそと打ち合わせを行っている。
そんななかで、のびのびランチをいただくのは、
優越感も味わわせてくれる。
しかも、奥の席のいすには、クッションがついていて、
すわり心地もふわふわ。
そのへんのかたい椅子とは、リラックス度がちがうのよ。
そして、置いてある雑誌のチョイスもいい。
クウネルとか、SWITCHとか、上質な雑誌がセレクトされている。
これも、すてきカフェの大事なファクター。
流行を追いたいわけではないのだけれど、
やっぱりここのスープは、コクがあって、おいしい。
いちばんすきなのは、「東京クラムチャウダー」。
濃厚なシーフードの香りがたまりません。
それに、パンとごはんもおいしい。
パンは、ふわふわしていて、しょうどよい塩加減。
ごはんは、ただの白いごはんじゃなくて、
ごまが混ぜられているので、ふつうのごはんよりも香りがよい。
この日、スモールサイズのスープ2種類と、
ごはんのセット(900円)をオーダーしたら、
予想外に量が多くて、満腹をとおりこしてしまった。
スープもりっぱなごちそうです。
食べたくなったでしょ。
でも、「Soup Stock Tokyo」は、関東方面と、名古屋にしかないのです。
みんな名古屋にくるがよい。
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