スシロー。
はらくんとゆかちゃんといっしょにイオンに行く途中、
「スシロー」
という、世にも奇妙な名前の回転寿司屋を発見した。
はらくんとゆかちゃんに聞けば、
とても有名かつ人気の回転寿司屋なのだそうだ。
「帰りに食べていこうかー」
「もうおなかが寿司の準備をしているよ」
という話をしながら、帰り道に寄ってみた。
店に入ろうとして、おどろいた。
店からひとがあふれるほどに、大勢の人々が待っているのだ。
わたしたちが入った時点で、
「14組待ち」
という驚異の待ち人数であったが、
そのとなりの待ち時間目安は、たったの20分。
そんな、まさか。
でも、ここの店舗のオペレーションを見てみたい。
わたしたちは待つことにした。
待っているそばから、どんどんお客さんが呼ばれていく。
結局14組目のわたしたちは、20分も待つことなく、着席することができた。
驚きの客の回転スピードだ。
そして、席について、わたしたちはまた驚いた。
なんと、全皿105円なのだ!
すべてのお皿が、なのだ!
さすがに高いネタは、1皿に1貫だったりするのだが、
それにしても、値段を気にせずにどんどん食べられるのはすばらしい。
さらに、お店のオーダーシステムもふつうとはちょっとちがっていた。
それぞれの席に、色の名前がついたインターフォンがあり、
それを押すと、店員さんが、
「はいどうぞー」
とキッチンから応答する。
できあがると、インターフォンについている色の名前が書いた皿に、
注文した寿司がのっかって流れてくる、というシステムだ。
「うわー、赤の席のひと、ネギトロ4連発だよー」
みたいな気恥ずかしさもあるのだが、
非常に合理的なシステムだと思った。
また、メニュー(スシネタ)の種類も非常に豊富。
ふつうの魚介類だけでなく、
ハンバーグ巻き、牛塩寿司、生ハム寿司、
などなど、いろんな種類の寿司があって、選びたい放題。
恋人と、はらくんは
「いかめかぶ」
に夢中になり、
いかめかぶが流れてくるたびにそれを手に取り、
合計で4皿くらい食べていたんじゃなかろうか。
わたしのお気に入りは、かつおユッケ。
ちゃんとたまごものってたよ。
ただ、問題なのは、インターフォンで店員を呼び出してから
「はいどうぞー」
に至るまで、10分以上待たされる、ということだ。
ふつうのお店ではありえないぞ、このサービスの悪さ。
それでも、全皿105円だから、許してしまう。
それから、ネタは小さめ。
ごはんのまんなかにちょびっとのっかっているだけ。
それでも、全皿105円なのだから、許せてしまう。
本社は大阪にあり、関西、中部、関東方面を中心に
店舗数を増やしているお店らしい。
残念ながら、北海道にはまだありません。
でも、この調子で急成長を続ければ、
いつかは北海道に進出するかもしれないね。
おなかいっぱい4人で食べても、一人当たり千円以下。
激安。すごいぜスシロー。
前回はらくんとゆかちゃんとおでかけしたとき、
恋人が焼肉をおごったので、
「今回はおれらが払います!」
と言って、おごってくれた。
そういう律儀なところも、いいなあ、と思ったのでした。
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