ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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夜遊びをする。

ひさしぶりにクラブへ行くことにした。
彼氏を欲しがっている友人とともに、
「ナンパ」を期待して行ったのである。
わたしも友人もあまりナンパされることがないので、
今回は、とにかく「男ウケ!!」を合言葉に目標を掲げた。
1.男のひとに声をかけてもらうこと、
2.初対面のひとのメールアドレスをゲットすること、
3.おごってもらうこと
…我ながらしょうもない。
友人に無理やりひらひらミニスカートをはかせて、
終電に乗ってすすきのへ繰り出した。

まず、「一杯ひっかけましょう」
(このへんが、アンチ男ウケを象徴している。)
ということになり、バーに入り、食べて、飲んで、大騒ぎした。
そんなわたしたちを見て、物好きなおぢさんたちが声をかけてくれたが、
ちょうど帰ろうとしているところだったので、友人はあっさり断った。
ナンパその1、終了。。。

そして、1つ目のクラブへ向かおうとしたところ、
突然背後から「助けてー」と言いながら、男が近づいてきた。
襲われるのかと思い、びくびくしていたのだが、
電車がないので、朝まで飲む相手をしてくれ、ということだった。
しかも全部おごりだという。
でも「助けてー」って声かけられてもねぇ…。
「さよーならー」とあっさりナンパその2、終了。

友人がクラブ初体験ということで、安く入れるお店に行った。
ものの10分もたたないうちに男たちがやってきたので、
早速おごっておごって攻撃を開始したのだが、
奴らは誘うだけ誘っておいて、突然消えたーー!
きっと、こっちがナンパに慣れてないってばれたんだー、むきぃー。
でも、すぐにつぎの男のひとたちはやってきた。
今度はとてもかっこよいひとたちだー♪と浮かれたのだけれど、
どうも軽いノリについていけず、終了。
そのつぎにきたひとたちは、やたら密着してきたので、すぐに逃亡。
そんな波を乗り越えて、最後にすてきな大人のひとたちが話し掛けてくれ、
友人が電話番号交換に成功したので、別のお店へ行くことにした。
ナンパその3から6、一気に終了。

次のクラブへ行く途中、なんと、ナンパその4の
かっこよいひとたちに再会!
「遊ばない?」と再び誘われ、舞い上がったものの、
さすがに彼らの車に乗り込むほど若くはないので、
「じゃーあねー」と言って終了。
ちなみにわたしがかっこよいひととそんな話をしている間、
友人は別のひとにチュゥされそうになっていたらしい。
もちろん彼女は即拒否したらしいが、「やっぱりしとけばよかったかなあ」
と後悔していた姿が愛らしかった。
いきなりチュゥはだめだよ、君は正しかったよ。

2つ目のクラブでは踊りまくった。
ここは本当に踊りがすきなひとが集まるとこ、というかんじで、
いままでいったなかで、いちばんのおきにいりになった。
みんな踊ることを本当に楽しんでいて、
DJのセンスもすてきで、ものすごくたのしくって、
わたしと友人はぴょんぴょん跳ねた。大満足。
ナンパされる方にも、向き不向きがあることを痛感した一夜であった。

朝5時半になって、家路に着いたのだけれど、
朝の風景は美しい。
朝1  朝2

夜の街と、お酒と、音楽と、身体を動かした後の爽快感で、
それまでのもやもやしてたものが吹っ飛んだ。
とてつもなくよい気分だった。

このことを恋人に話したら、
「おー、いっぱい声かけられてよかったね」
と言っていた…。
やっぱり彼は手強い。

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