ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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セントポール大聖堂。

5年前、卒業旅行でロンドンとパリを訪れたとき、
いちばん印象に残っていたのが、
このセントポール大聖堂でした。

CIMG1534.jpg   CIMG1538.jpg

セントポール大聖堂にのぼって、
天空から地上を見下ろしたとき、
「きっとまたもう一度ここに来る。」
と思いました。
ロンドンに来る前、
アメリカにしようか、フランスにしようか、
と、さんざん迷ったあげく、
イギリスに決めてからも、
北にしようか、南にしようか、さらに迷いましたが、
結局ロンドンに来ました。
そして、それは正解でした。
わたしの選択はいつも正しいのだ。

最終の入場時間は16時。
わたしが到着したのは15時くらいだったのだが、
ちょうど高校生らしき団体が入っていくところだったため、
時間をずらすために、カフェでお茶。

CIMG1539.jpg

しかし、それは大きな誤算だった。
なんと、ギャラリー(回廊)は、16時で閉場するというのだー。
16時以降になると、大聖堂フロアのみ観覧可能な
お安いチケットが売られるらしい。
時はすでに15時半。むおー、時間がないぞ。
しかし、ここに来たのに階段をのぼらないのは意味がない。
受付のおねーさんに、
「ギャラリーもいきたいよぅ」
と言いながら、ふつうの入場料8.5ポンド
(学生料金でこのお値段…)を払うと、おねーさんは焦りだした。
「じゃあまずはギャラリーから見たほうがいいわ。」
と言いながら階段の始まりの場所をおしえてくれた。

さて、そのギャラリー(回廊)とは何か。
それは、大聖堂の上の方のことです。
階段で、てっぺんの近くまでのぼれるんです。
この大聖堂は3つの回廊を持っています。
85メートルの高さまで、階段でのぼらなくてはなりません。
エレベーターはありません。かなりしんどいです。
しかも階段も狭いし、1つずつの段が小さいし、手すりはないし、
のぼるの、めっさ怖いです。
年配の方にはおすすめしません。
わたしは今回ひとりで行きましたが、後悔しました。
わたしの目の前はゲイと思われるカップルでした。
(ロンドンは、ゲイ&レズビアン多し)
ますますひとりで来たことを後悔しました。

初めの回廊は、「ささやきの回廊」。
大聖堂のフロアから30メートル。
163段の階段をのぼります。
ささやきの回廊の由来は、
壁に向かってささやいた声は、
32メートル向こうの反対側まで聞こえるらしいから。
試したかったけど、ひとりだから試せず。
さらにひとりで来たことを後悔する。
30メートルって高いのねー。
大聖堂のフロアをみおろすと、ぞくっとしました。

そこからさらに119段のぼると、ドームの外側に出られます。
そこが石の回廊です。
ここまでくると、疲れて、けっこうなダメージを受けています。
石の回廊は、大聖堂のフロアから53メートルです。
こんなかんじの景色です。

CIMG1541.jpg

さて、ここまできたら金の回廊に行かないわけにはいきません。
石の回廊からさらに152段のぼります。
この金の回廊はとてもせまい!
階段で渋滞が発生してました。
若干いらいらしたものの、この景色ですよ。

CIMG1546.jpg

階段で、こんなところまでのぼれるのね、と思ったら、
人生は階段だなー、と思いました。
のぼってるあいだは、ただひたすら目の前しか見えなくて、
自分がどこにいるか、把握できないから、
途中で、疲れたり、
「何のためにのぼってるんだろう」
って立ち止まって、居場所を見失ったりする。
でも、毎日は、確実に未来に向かって進んでいて、
ある日突然、すごくいい景色が目の前に広がったりする。
それで、わたしたちは、
「もうちょっと上までのぼってみよう」って思う。
「もっとのぼろう」と思えば、
それがどんなに小さな階段だとしても、
わたしたちは確実にそこに近づいているのです。

景色を堪能した後、
避けたはずのスパニッシュティーンエイジャーの津波におそわれる。
歌ってないで、早く階段おりてちょうだいよ、
と思っていたら、うしろからきた一味にがっつり足を踏まれ、
スニーカーが脱げてしまった。
靴を履きなおしているうちに、彼らは去っていったのだが、
安心したわたしの目の前に、
のぼるときとはまた別のゲイのカップルが…。
なんだろう、ここはゲイのメッカなんだろうか。
それとも、ただ彼らは親しすぎるだけなんだろうか。

残念ながら、大聖堂の中は、撮影禁止。
だけど、こっそり撮ってきた。
きれいじゃないけど、許してください。

CIMG1548.jpg

本物の大聖堂は、ものすごくきれいで、豪華で、荘厳です。
天井をうめつくすモザイク画、
ところどころにちりばめられるステンドグラス。
こんなものを作ってしまうなんて、
人間の偉大さを感じずにはいられません。
とにかく圧倒的な迫力です。
これは、どうがんばっても写真や文字で伝えることができません。

毎日17時になると、大聖堂で礼拝が行われている。
「これから始まります、参加したいひとはきてください。」
みたいなアナウンスがあり、
人々が、続々と立ち入り禁止のはずの大聖堂の奥に入っていく。
大聖堂のもっと奥、見てみたい!と思い、
「わたしもいける?」
ときくと、あっさりOK。
キリスト教信者でもなければ、仏教徒ですらないわたしは、
なぜかお祈りに参加することになった。

パンフレットには、「歌の礼拝」と書いてあったのに、
実際のところはただ聖書を読むだけ。
大昔の英語なので、あまり理解できず。
でも、ふつうはできない体験だからね、たのしかったよ。

10月に恋人がロンドンにやってくるそうなので、
そのときにはぜひここにつれてくることにしよう。
修行も兼ねてね。

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3 Comments

葵 says...""
「わたしの選択はいつも正しいのだ」!すばらしい!私も言ってみたい~!!
というのも今新婚旅行の行き先で迷いに迷っているからです。うさぎさんもたくさん迷われたんだろうけど最後にはきちんと決断して(しかも一人で!)実行する勇気には本当にあっぱれです。

ロンドンにした決め手はなんだったのですか??
2007.08.22 18:48 | URL | #- [edit]
葵 says..."すいません!"
決め手とか聞いてしまったけど過去ログにちゃんとありました。とても丁寧な文が。多分私の100倍悩んで決めた決断だったと思います・・・なにせ留学。
2007.08.22 19:00 | URL | #- [edit]
うさぎ says..."迷うけど、最後には、迷わない。"
わたしは新婚旅行の行き先、もう決まってます。
ギリシャです。
でも、結婚の予定はありませんがね。

何を悩むことがあるんですか、
直感でぴんときたところを選べばいいんですよ。
直感を信じることはとってもだいじですからね。
なんでもやってみなくちゃわからないんだからね。
2007.08.23 00:38 | URL | #1jxB54a6 [edit]

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