ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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韓国の兵役のこと。

クラスメイトのソンヒというおとこのこに、
大英博物館への行きかたをたずねると、
なんと、彼が連れて行ってくれることになった。
初めてのクラスメイトとのおでかけ。

授業が終わったあとは、まずは腹ごしらえ。
彼は近所のケバブのレストランに連れて行ってくれた。

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ソンヒは何事にも積極的だ。
授業での発言もそうだし、
クラスメイトとなかよくなるため、
みんなにたくさん話しかけている。
さらに彼は、もうひとつの語学学校に申し込んでおり、
来週からダブルスクールで英語を勉強するのだそうだ。
すごい。
授業についても、ともだちをつくることについても
消極的すぎるわたしとは正反対だ。
彼から学ばなくてはならないことは多い。

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ケバブを食べながら、韓国での彼の生活についてきいていると、
兵役の話になった。
ウォンビンが兵役のために俳優を休業する、というニュースで
なんとなく兵役のことを知っていたものの、
そこまで詳しくは知らなかったので、
彼の口から語られるリアルな兵役の話は、わたしには衝撃的だった。
すべて英語でコミュニケーションをとったので、
まちがっている部分もあるかもしれないが、
彼の話は以下のようなものだった。

韓国の男のひとは、18歳になったら、
全員が2年間軍隊に入らなくてはならない。
それは、強制なのだそうだ。
ソンヒが12歳のときに、国から兵役についての手紙が来たのだが、
彼はそれを見て泣いたのだという。
そりゃそうだ、わたしだったら泣くどころのさわぎじゃないもん。

でも、例外もあって、
大怪我をしていたり、大病を患うひとは、免除される。
あと、サッカー選手とかも、ワールドカップにぶつかったりすると、
免除されることがあるらしい。
ワールドカップも、国にとってだいじだもんね。

わたしだったら、確実に逃げるね、わざと怪我したりして。
でも、就職するときに、兵役を終えたかどうかは重要なポイントで、
兵役の経験のないひとは、就職できないこともあるんだって!
つまりは、信用してもらえないってことね。
人生は、なかなかにきびしい。

ソンヒはもちろん軍隊に入った。
2年間という長い間、彼は山中を走ったり、
射撃の仕方を習ったりしたらしい。
さらにそのうえ、2年のうち、1年半は、
練習台としてぼこぼこにされたらしい。
そして、最後の半年は、逆になって、
後から入ってきたひとたちを相手に、戦い方を習ったらしい。

ソンヒはそれを、いともたやすいことのように、
軽く、明るく話していたが、
わたしはあまりの壮絶ぶりに、
食事をとることも忘れて、彼の話に聞き入った。
いやー、ソンヒ、よくやったよ、がんばったよ。

どうして韓国には兵役が必要なのかたずねると、
韓国という国は、北朝鮮と隣接しているために、
常に非常事態に備えておかなくてはならないのだそうだ。

日本は戦争を放棄したけれど、
そうしたくても、できない国もあるんだね。
日本の男たちはしあわせですよ。

その後の大英博物館よりも興味深い話をきくことができたよ、
ありがとうソンヒ。

というわけで、この続きはまた明日。

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