ティッシュをくばりました。
今日のアルバイトは、ティッシュくばり。
街にうようよしてる、あれですよ。
まさか、自分が、あれをやることになるとは。
想像もしていなかったなー。
時間は、たった3時間。
短いなー、と思っていたけれど、とんでもなーい。
ティッシュくばりは、なかなかにハードなお仕事なのですよ。
夕方、会社帰りの会社員さんたちをターゲットに、
ティッシュを配りまくる。
もちろん、しかとされる場合がほとんど。
だって、わたしだってしかとしちゃうもんね。
でも、いろんなひとがいました。
いいひとは受け取ってくれたりもする。
男のひとのほうが、もらってくれるひとが多かった。やさしい。
ティッシュを本気で必要として、「いっぱいくれ」というひともいる。
でも、逃げるひともいる。
わたしのことをめちゃくちゃ笑ってるひともいる。
ちゃりんこに乗りながらかっさらっていくひともいる。
いくらタダだからって、あなた、
無言でとっていくのはどうかと思うわよ。
と思いながらも、そういうあつかましい人々に会えたことすら
初ティッシュのわたしにはおもしろいことだった。
気がつくと、まわりにはどんどん同業者が増えてきた。
ティッシュだったり、うちわだったり、いろんなものを配ってる。
恐らくマッサージの割引券を必死に配るひと、
アンケートをお願いしてるひと、
年金問題について訴えかけるおぢさんの集団、
あやしげな油とり紙みたいなものを配る、ロン毛のスリム男、
金髪の派手なおねーちゃんにずーっとつきまとう黒だぶスーツ男たち。
街には、ほんとうにいろんなひとがあふれてる。
おもしろかったのだけれど、後半、さすがに参ってしまった。
ものすごーーーく暑いのだ。
この日は、とても暑い日で、恐らく30度近かっただろう。
黙っていても、汗が吹き出る。
そんななかで、水分も取らずに3時間立ちっぱなしだったのだ。
しかも、ナイロンのジャンパーを着せられている。
サウナスーツを着ているようなものだ。
たおれるかと思った。
飲み物を持ってこなかった自分のあさはかさを呪った。
よく見れば、同業者たちは、みな早々と切り上げている。
ティッシュくばりにおける3時間は、なかなかに長時間なのだ。
これでこのお給料じゃ、割りにあわないわね。
という話をして、解散。
ただティッシュ配ってりゃいいじゃん、と、らくちんに見えるが、
なかなかに大変な仕事だということが、身にしみてわかった。
これからは、気軽にしかとできないなー。
いい経験をさせてもらいました。
仕事が終わってすぐにお茶を購入し、がぶがぶ飲んだのだが、
それでも水分補給がおいつかなかったらしく、
激しい頭痛と吐き気に見舞われ、即ダウン。
ふがー。
運よく恋人が帰ってきたので、おでこに氷をあてがってくれ、
「寝てていいよ」と言ってくれ、
お言葉に甘えてうとうとしている間においしいパスタを作ってくれた。
休ませてもらって、ごはんを食べたら、あっという間に回復。
恋人は、神様だ。
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