ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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新潟県中越地震。

大変なことが起こってしまった。
震度6の地震が集中して4度も起こるなんて、
新潟のひとたちは、いったいどんな恐怖を味わったんだろう。

幸運なことに、いままで生きてきたなかで、
自分の生命に危険が迫る恐怖というものをわたしは味わったことはない。
こういうニュースを見るたびに、
自分がそういう大変な事態に巻き込まれないことを、不思議に思う。
天災は他人事ではなく、いつ自分にふりかかってきてもおかしくない。
ニュースで、体育館で毛布にくるまっている被災者たちを見るたびに、
「自分も、ああいうふうになるかもしれない」と思うし、
そうなったら、いったいわたしはどうなるんだろう、と考える。
ニュースを見るたび、本当に深く考える。
何かしたいしたいと思いつつ、焦りだけがから回って、
パニック状態になるんだろうなあ、
というのが、いまのところいちばん有力なわたしの未来予想図だ。

だから、病院で毅然と働く看護婦さんの姿には胸を打たれる。
すごいよ、あんな状態でも、
自分のことより他人の命を優先して行動できるなんて、
さかだちができるほど頭が下がる。

わたしは今日もふつうの生活を送り、
ふつうにごはんをたべ、
ともだちとくだらない電話やメールをやりとりして、
あたたかい布団で眠ることができる。
だけど、同じ国のなかに、
ごはんを食べることさえままならないひとたちがたくさんいる。

「ふつう」であることこそが、
いちばんのしあわせなのかもしれない、と思う。
それでも、ふつうのなかに溺れていけば、
「ふつう」であることの地味なしあわせをすっかり忘れてしまうのだけれど。
こんなに悲しいことが起きなければ、
いちばん身近なしあわせをかみしめることができないなんて、
人間はさびしい生き物だ、とつくづく思う。

わたしにはいったい何ができるんだろう。
仕事がなければ、近くに住んでいればお手伝いにいけるのに。
力もないし、頭も弱いし、何にもできないかもしれないけれど、
でも何らかの役に立つにちがいないのに。
遠くにいてもできることって、いったいなんなんだろう。
この気持ちだけでも、新潟に届きますように。

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