「妹の恋人」
ジョニー・デップ主演の1993年の映画。
とってもすてきな映画でした。
ジョニー・デップは、長髪が似合ってて、本当にきれいだし、
何度見ても、しあわせな気分に浸れます。
おすすめです。
精神的に不安定な妹ジューンと、彼女を支える兄のベニーは、
12年間ずっと二人暮し。
ある日、ポーカーに負けて、知り合いのいとこを預かることになる。
そのいとこサムは、かなり風変わりな男だったのですが、
彼は、次第にジューンの心を開いていくのです。
サムを演じているのがジョニー・デップ。
彼のキャラクター設定のせいもありますが、
細かな演技や表情がとってもよくって、
誰もが愛さずにはいられない人物でした。
15年も前の映画なので、さすがに若かったしね。
そして、彼だけでなく、ベニーとジューンを演じた
エイダン・クインとメアリー・スチュアート・マスターソンも、
とってもよかったなー。
そして、ベニーと恋に落ちるルーシーという女性を
ジュリアン・ムーアが演じています。
今の方が、洗練されててきれいだと思いました。
物語にも、きちんと起承転結があり、
それぞれのエピソードがとてもいい。
1時間半が、あっという間にすぎていきました。
いちばんすきなエピソードは、サムの宙吊り。
ピュアな愛情表現に、本気でときめきました。
もっと書くとネタバレになるので、これでおしまい。
まわりの風景や、お家のなかなどにも、
あたたかな雰囲気が漂っていて、
見ているととても心が和みます。
わたしは昼まで眠った休日に、布団にくるまりながら見たのですが、
ものすごくしあわせな気分になりました。
おともだち、家族、だいすきなひと、
誰と見ても共感できると思います。
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