ロンドンへの航空券。
先日、お金がなくてパニックになったことを書き、
みなさんから激励のメッセージをいただきましたが、
お金が足りなくなってしまった原因の1つが、
ロンドン行きの航空券について、大きな誤算をしていたこと。
航空券は、てっきり10万以内で手に入るものだと思ってたんです。
でも、現実はちがった。
実は、その倍、20万近くかかるのだ!
なぜかというと、海外の航空券には、たっくさんの種類があり、
さらに、いろんな制約もあるからなのですよ。
わたしは知らなかった…。だって、だれもおしえてくれないんだもん。
そんなわけで、わたしが一生懸命勉強した、
海外航空券の種類をまとめておきます。
海外の航空券は、いろんな条件を組み合わせて選択します。
1つめは、往復か、片道か、ということ。
片道の航空券でイギリスに入国するには、ビザが必要です。
わたしは、短期の語学留学なので、ビザを取得する予定がなく、
往復のチケットが必要です。
2つめは、直行便か、乗り継ぎか、ということ。
直行便は、日本からロンドンへひとっとびです。らくちん。
そのかわり、値段は高いです。
乗り継ぎの場合は、たいていアジアのどこかの空港へ飛び、
(香港や、ソウルなどなど)
そこで2時間ほど待ったあとに、ロンドン行きの飛行機に乗り換えます。
メリットは、直行便よりもかなり値段が安いこと。
そのかわり、デメリットも多いです。
まずは、時間がかかる、ということ。
ロンドンは、ただでさえものすごく遠く、
直行便でも、12時間ほどのフライトになります。
乗り継ぎとなると、待ち時間も含めて4時間ほど余計に時間がかかります。
特に安い航空券になると、乗り継ぎの空港で、6時間待ち、
あるいは、一泊しなくてはならない(もちろんホテル代は自己負担)
という場合もあります。
乗り継ぎが面倒であればあるほど安いのですが、
わたしは体力がないので、安さだけでなく、
乗り継ぎの時間などを考慮したフライトスケジュールも重視しました。
もう1つのデメリットは、乗り継ぎの仕方によって、
空港利用税や、燃油付加特別運賃、航空保険料が変わってくるので、
意外と合計金額が高くなってしまう、ということ。
実は、国内線とちがい、国際線には、いろんな料金がかかるので、
表示してある金額だけではチケットを買えないのです。
空港を利用した、というだけで税金をとられ、
乗り継ぎの度に、保険料をとられ、燃料代までとられます。
航空会社によって金額はばらばらですが、たいてい2万円以上かかります。
最初からそれを含めて表示してくれればいいのに!
「このチケット、安いわー」と思って予約をしても、
そういう諸費用をたくさん加算されて、
他のチケットとそれほど変わらなかった、という例もあるので、
購入する際には、総額いくらになるのか、という見積もりを
きちんともらわなくてはなりません。
かなり長くなってきましたが、3つめです。
帰国日を、航空券購入時にばしっと決めるか、それとも、後で決めるか。
出発日、帰国日を確定したチケットを「FIX」と呼び、
帰国日は後で変更可能なチケットを「オープン」と呼びます。
わたしは、帰国日が未定なので、オープンのチケットを選択しました。
4つめは、滞在する期間。
だいたい、1ヶ月、3ヶ月、1年のものがあります。
たまに半年っていうのもありますが、稀です。
たとえば、3ヶ月のチケットならば、
出発日のきっちり3ヶ月後に帰国しなくてはなりません。
滞在できる期間が長ければ長いほど高額になります。
わたしは、3ヶ月間語学学校に通う予定なので、3ヶ月のチケットでは足りず、
仕方なく1年オープンのものを買わなくてはならないのです!
ちょっと失敗したなー、というかんじです。
結局いちばん安くて、乗り継ぎ最悪なマレーシア航空とかのチケットも、
往復で15万近くかかってしまうー。
乗り継ぎのよさと、価格のバランスを見て、
もうすこし考えてみようと思います。
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