くずもちと、渡月橋。
天龍寺の前を通る、大きめの通りを右手に進むと、
そこには、おみやげやさんや、お食事やさんなど、
様々な店舗がならぶ観光ストリート。
なかでも、わたしが気に入ったのは、つぎの2つ。
1つめは、「ちりめん細工館」。
ちりめんを使って、いろんなものが作られていて、
華やかだし、とてもかわいいものがたくさん。
かわいいうさぎさんとか、くま、とか、
恋人にとめられなかったら、無意味に買ってしまうところだった。
あー、かわいい。
わたしも以前は観光地で働いていたのですが、
お客さんの気持ちを味わうことができ、新鮮でした。
その、ちりめん細工館の2階には、アクセサリー売場があります。
これが、どれもこれもかわいい。
うさぎちゃんとくまさんをがまんしたわたしは、
お花のピアスを発見。
どうしてもがまんできず、購入して、旅の間中、ずっとそれをつけていた。
花柄のワンピース、花柄のかばん、花のピアス。
わたしは、けっこう変な格好をしていた。
しばらく歩いたので、ひとやすみすることに。
そこでみつけたのが、通りから、ちょっと奥まったところにある、
「嵐山のむら」という甘味処へ。
なかなか新しめのお店のようで、店内はきれいでした。
オーダーしたのは、コーヒーと、くずもちのセット。
くずもちって、初めて食べました。
全然くどくないのに、ほのかな甘味があって、
ぷるぷるした弾力があって、おいしい。
甘いものが苦手な恋人も、おいしいと言っていたので、
男性でもいけると思います。
おいしいものを味わったあとは、渡月橋までおさんぽ。
なぜここに来たかったか、というと、
後藤純男という画家の美術展に行ったときに、
この渡月橋を描いた絵が、とてもすばらしかったからです。
わたしは、その絵葉書を買って、いつも眺めていました。
残念ながら、今年は暖冬のせいもあってか、
全く雪がなく、花もなく、ふつうの橋、というかんじで、ちょっと残念。
雨の降る中、わたしと恋人は、ふたりでばしゃばしゃと写真を撮りまくり、
その中の1枚のわたしの顔が、「となりのトトロ」の大トトロにそっくりで、
これは、新たな発見だった。
わたしは、トトロに似ている。
そんなふうにおおさわぎをしたあと、
せっかくだから、渡ってみようじゃないか、ということで、
橋の上をあるくことに。
渡月橋は、長い。そして、けっこう高い。いいながめ。
ハイシーズンは、人々でごった返すらしいその橋も、
今回は、ほとんどひとがいなく、
わたしと恋人は昔のアニメソングを歌いながらさんぽした。
キャプテン翼、とか、キン肉マンGo Fightとか、聖闘士星矢とか。
恐らく、この橋のうえで、こんな歌を歌ったのは、
わたしたちくらいのものであろう。
嵐山、なかなかいいところでした。
というわけで、続いては、京都でのメインイベントです。
乞うご期待。
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