におう。
仕事から帰ってきて、ごはんをたべ、
狭いワンルームのアパートで、恋人と向かい合って、話をしていた。
すると、突然恋人がアクロバティックに、自分の足のにおいをかいだ。
恋人が、ひとりでからまっているので、びっくりした。
「どうしたの?」
ときくと、
「なんか、においした。」
と言う。
…わたし、心当たりがある。
わたしも恋人と同じ格好をして、足のにおいをかいでみたら、
あまりのくささに、そのままひっくりかえった。
すごい。強烈だ。
この匂いを殺虫剤にしたら、虫が全滅するかもしれない。
おもしろいので、恋人にもかがせてみた。
恋人は、無言で笑っていた。
むかついたので、
「もっかい、かぐ?」
ときくと、
「ヤメテ。」
と言っていた。
これからは、むかついたら、足のにおい攻撃をしかけよう。
わたしはすでに、秘密兵器を手に入れていた。
悪いのは、わたしじゃないよ。
ブーツと、ストッキングだもん。
綿のくつしたなら、ちゃんと汗を吸収してくれるんだもん。
といったところで、わたし自身も納得できません。
これね、ほんとに悩んでます。
どうにかしたい。どうにかなんない?
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