ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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「ペイ・フォワード」

昨日の本田健の本iconのあとがきに、
「ぜひ、ペイ・フォワードという映画を見なさい」
という記述があった。
それは、豊かさとは、必ず分かち合わなくてはならないものであり、
その精神を学ぶことができるから、ということだった。

この映画が公開された当時は、
「あんまりおもしろくなさそうだなー」とか思っていたのだけれど、
せっかく本でおすすめされているのだし、
まだ見たことがなかったし、キャストがよさそうだったので、
さっそくビデオやさんで借りてくることに。

  主演は、ハーレイ・ジョエル・オスメント。
  そして、ケビン・スペイシーと、
  ヘレン・ハント。
  みんな、演技がとってもよかった。
  そして、ストーリーもなかなか。
  わたしはけっこう泣きました。
  こどもには、弱い。

「ペイ・フォワード」とは、「つぎに渡せ」という意味。
この映画での、具体的な意味は、
自分が受け取った恩恵を、つぎのひとに、
そのひとが望む形で渡そうということ。
  
このアイディアを思いついたのが、
ハーレイ・ジョエル・オスメントが演じるトレバーという少年。
ケビン・スペイシーが演じるシモネットの社会科の授業で、
「どうしたら、世界を変えていけるか」
という課題を出され、それについて、
「自分のまわりのひと、3人に、
 すごくむずかしいけれど、そのひとのためになることをする。
 そして、そのひとたちもまた、他の3人に善意を渡す。」
ということを思いついたのだ。

とても深いテーマだなー、と思った。
大人はみな、日頃の生活に流されるのに精一杯だから、
あまりに現実離れしていることのように見える。
でも、善意や思いやりというのは、
本来人間がいちばん忘れてはならないもので、
こどもだからこそ、純粋な視点から、それを実行できるのだな、
と、納得させられもした。
トレバーの実行する「ペイ・フォワード」に、
「善意には、どこまで、という行き止まりはないんだな」と感じた。

自分が、まわりにできる「ペイ・フォワード」はなんだろう。
考えてみたけれど、未だによくわからない。
ただ、そんなに大きなこと、難しいことじゃなくても、
小さい思いやりを積み重ねていくことは簡単。

監督のミミ・レダーというひとは、女性なのですね。
メイキングの様子を見て、
女性映画監督って、すごくかっこいいなあーと思いました。
あと、ちょびっとだけ出てくるジョン・ボン・ジョビがおもしろかった。

ストーリーのラストは、わたし的には、後味が悪い。
えー、そうなのかよー、と恋人とともに、ちょっとがっかり。
でも、それでも涙は止まりませんでしたねー。
2つのエピソードが同時進行していくので、
ややわかりにくいと感じる部分もありましたが、
まあ、最後には感動したから、よしとしよう。

「自分には何ができるんだろう」
ということを考えさせてくれるきっかけになる映画です。

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