考えないこと。
最近、仕事がうまくいっていない。
がんばってるつもりなのに、どうしてもうまくいかない。
言い訳だってことはわかっているけれど、
どうしても、
「この仕事、向いてないんじゃろか」
と考えてしまう。
周りのひとたちはみんないいひとだから、迷惑をかけたくない、
っていう気持ちが強くて、ますます空回ってしまうのですね。
あー、やだやだ、A型って。
もっとマイペースでいたいのに。
そんなわけで、
わたしはいつもの通り、恋人に泣きついた。
「あのね、いつもね、朝どうーしても会社に行きたくないの。
すごく気分が重くてね、やだーーーってなるの。
みんなこんな思いをして会社に行ってるのかなー。」
と言うと、恋人はあっさりと答えをくれた。
「うさぎはね、考えすぎるんだよ。
会社の不安なこととか、ひとの気持ちとか考えすぎているんだよ。
おれみたいに何も考えなければだいじょうぶだよ」
あー、そうか。と思った。
してやられた、とも思った。
朝に感じる重い気分は、すべて取り越し苦労だったのだ。
朝から余計なことを考えて、毎日ブルーになっているなんて、もったいない。
恋人はいつでも、わたしの不安に対して、
単純明快且つ恐ろしく正確な、
「わたしが求めている答え」を差し出してくれる。
そのたびにわたしは心から安心できる。
恋人が恋人になる前は、ただの愛玩用チワワだったのに。
今日は朝から一日中不安なことは考えなかった。
天気がいいことでごきげんになり、
ごきげんな音楽をうたいながらごきげんに通勤した。
それでも
やっぱり朝から大失敗して、また思いっきりへこんだけれど、
それでも、あの重い気分からは解放された。
へこむたびに、わたしはもっと変わらなくてはなりません。
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