兼六園。
また金沢への旅のつづき。
いよいよ兼六園へ挑む。
やっぱり、金沢といえば、ここでしょう。
日本庭園フェチのわたしたち的には、かなりたのしみにしていたのだが、
期待以上のすばらしさであった。
入園料は300円。
とーーっても広いので、これでは申し訳ないくらいだわ。
名古屋の徳川園の4倍くらいの広さがあった。
どこまでもどこまでもおさんぽコース。
わたしと恋人は、はしゃぎまくった。
金沢に行こうと思いついたときから、
ことじ灯篭の写真を撮ろうと思っていた。
これこそ、兼六園のシンボルだ。
でも、予想していたよりもちっちゃくて、華奢で、びっくりした。
えー、もっとごついのかと思ってたよ。
なんか木の陰に隠れちゃいそうじゃん。
でも、お決まりのポイントから写真を撮ってしまうわたし。
ことじ灯篭は、琴の糸を支える琴柱に似ているということで、
この名前がついたそうな。
ほう、なるほどね。そういわれたら、そう見える。
この日は、くもり空。
それでも、緑がたっぷりと生い茂るなかをおさんぽできて、
とても気持ちがよかった。
こっちの方は、今が紅葉のシーズン。
北海道の暦で慣れているわたしにとっては、
その時差がとてもふしぎ。
おなじ日本なのに。
わたしは、いつも、変化を求めたがる。
もしかしたら、もっといい仕事がみつかるのかもしれない、
もしかしたら、もっといいものに出会えるのかもしれない、
もしかしたら、もっといい自分の居場所がみつかるのかもしれない。
でも、変化を求める本当の理由は、自分自身を、環境を、
もっと客観的に見つめられるようにするため。
だから、それは逃避じゃないのです。
いいわけといわれるかもしれないのだけれど。
わたしは、いま、こうして愛知から北海道を思いながら、
いつか帰ったときに、さらに北海道がすきになっているだろうなと思います。
さいごに。
兼六園のなかで、こんなものをみつけた。
首がなくて、おなかが出ていても、英雄は英雄ですものね。
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