ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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切ない。

昨日の夜から、今日の朝にかけて、
胸がしめつけられるような、惨いニュースばかり見た。

1つめは、JR福知山線の脱線事故で婚約者を亡くした女性が
自殺してしまった、というニュース。

12年もつきあっていて、
やっと、けじめをつけて結婚しようと思っていた矢先、
あの大事故が発生し、愛するひとは、帰らぬひとになってしまった。
それから、その女性は、ずっと、日々泣いて暮らしていたらしい。
そして、とうとう、自宅のマンションから飛び降りてしまった。

2つめは、分娩中に、脳内出血をおこし、意識不明になった女性が、
誤診と対応不備によって亡くなってしまった、というニュース。

出産のために入院した女性が、激しい頭痛を痙攣に見舞われ、
脳内出血をおこしていたのに、
医師は、妊娠中毒症と誤診してしまった。
さらに、その病院では手におえないということになり、
搬送先を探したにも関わらず、18もの病院が受け入れを拒否。
結局その女性は亡くなってしまった。

ニュースでは、その女性の夫である男性が、
生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて、
号泣しながらインタビューに答えていた。

生きているうえで、心の底からわかりあえるひと、
だいじにしたいと思えるひとに出会えることは、
ものすごく幸運なことではあると同時に、
ものすごい恐怖だということを改めて感じた。

地球は正負の法則でまわっているし、
人間は、かならず一人で生まれて、一人で死んでいくものだし、
出会ったひととは、必ず別れなければならないことになっているのだけれど。
それは、わかっているつもりなのだけれど。

それでも、もし、恋人がいなくなってしまったら、
わたしは一体どうなってしまうんだろう。
わたしに必要なものをくれるのは、恋人しかいないのに。
考えただけで、血の気がひいていくほど恐ろしい。
婚約者を亡くした女性が、自殺を図った気持ちを、
素直に想像することができてしまった。
きっと、どうして自分が生きているのか、ということがわからなくなり、
現実と過去の記憶の境目がつかなくなってしまったのだろうと思う。

以前のわたしだったら、
「弱い人間だ」
と思ってしまうかもしれない。
でも、恋人が横にいる今は、彼女の気持ちは痛いほどわかる。
生きる気力をすべて奪われることはまちがいないし、
抜け殻になってしまうだろう。

だいじなひとをみつける、ということは、
ものすごい恐怖を味わいながら生きていくことと同じで、
そうやって不安を抱きつつも、
ひとは、本能的にパートナーを探し求めてしまう。
人間は、本当に不可解な生き物だ。

そばにいる大切なひとは、永遠にそばにいてくれるわけではないのだから、
力の限り、だいじにしてあげないとね。
そうじゃないと、亡くなった命が、魂がうかばれないよ。

彼女たちの分まで、しっかりと生きていこう、と思いました。

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2 Comments

riku says...""
ちょっと考えていたのですが、
上手くいえないけれど、ものすごくよくわかります。
大切な人に関して、負の出来事を想像すると、
奈落の底に突き落とされるような恐怖感があります。

日々、無事なことに感謝して、
大切な人たち(恋人だったり家族だったり)との生活を大事にしなくちゃなと思いますね。
2006.10.23 20:53 | URL | #WIDQZP9I [edit]
うさぎ says..."だいじ。"
rikuさんの場合は、
わたしよりも、もっともっと不安が大きいでしょう。
だって、だんなさんもいて、お子さんもいるのですからー。
わたしはこどももいないうちから、
小学校や幼稚園関連の事故などのニュースを見ると、
ひやひやしますもの。

日常に流されず、
健康であること、
無事であることに感謝して、
生きていこうと思う今日この頃です。
2006.10.27 00:29 | URL | #1jxB54a6 [edit]

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