ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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朝ジャズのススメ。

いままでは、「通勤」といえば徒歩オンリーだったのだが、
名古屋で働くようになってからは、
毎朝満員電車にすし詰め状態にされることになった。
電車に一歩足を踏み入れれば、
容赦なく「無差別級おしくらまんじゅうグランプリ」開催だ。
もともと満員の電車に、ぎゅうぎゅう人を押し込みつつ、
自分も乗り込む、だなんて、
とうてい正気の沙汰ではできないようなことも可能にしてしまう、
「会社」という概念がもたらす束縛とは、一体何なのか。
毎朝そんなことばかり考えてしまう今日この頃。

そんな戦いの朝をすこしでもごきげんに過ごしたくて、
癒し系のCDばかりをレンタルし、MP3プレーヤーに入れてみた。
そのなかの1つが、小林桂の「Nature Boy」。
これがものすごくいいのだ。

彼を初めて知ったのは、たぶんデビューした頃だったと思う。
ジャズシンガーとしては、異例の人気を誇る彼の歌は、
FM局がこぞってヘビーローテーションしていたような気がする。
その後、資生堂ピエヌのCMの「流し目プレイ☆」にノックアウトされ、
ブロードキャスターのオープニング数十秒に毎週ときめいていた。

彼の歌声は、実に多様な側面を持っている。
ソフトなのにシャープで、
フレッシュなのにスムースで、
クリアなのにセクシィだ。
まさに「貴公子」と呼ぶにふさわしい。
外国人シンガーのようなねっとりした湿度がないので、
かつかつしている朝に聞くと、身体のリズムがほどよく整えられる。
身も心も、毒が抜かれて、軽くなる。
くせになる、とろけるような歌声です。すてき。

「ジャズ」と言えば、「夜にきくもの」と思いこんでいたが、
テンポがミディアムで、軽めなものなら、朝からきくのもいいものだ。
これは、新しい発見だった。

このアルバムのなかでいちばんすきなのは、
やっぱり「流し目プレイ☆(CMバージョン)」だな。
小林桂が、ものすごくすてきな男に思えてしまう。
いや、きっと、ほんとにすてきなんだろうけどさ。
あとは、「What A Wonderful World」。
ものすごくいい。本家よりも、いい。
この世界は、もともとWonderfulに作られているわけではありません。
逆に、大変なこと、悪いこと、きたないことだらけ。
それを、自分の力で「What A Wonderful World!」
と、言えるように生きていかなくてはならないものなのです。

残念ながら、このアルバムは、もう製造中止になってしまったようですが、
こちらのアルバムなら、まだ買えます。
いまのところは、これが最新のようです。

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それから、今月末には、彼の公式HPで、ダウンロード限定の
ベストアルバムも出るようです。
これには、「What A Wonderful World」も収録されるようです。
ぜひチェックしてみてくださいね。

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2 Comments

ずず says...""
うさぎさん、お久しぶりです!
お元気そうでなによりです。
満員電車というと東京での学生時代を思い出します。
東京は大好きだったけど、あの満員電車の凄まじさだけは
辟易としてしまいました。

小林桂は私も好きです!
彼は「声量がない」とか「英語の発音がイマイチ」だとか
言われてますが、その声量のなさが心地よかったりします。
彼のライブもいつか行ってみたいです。
2006.10.07 01:16 | URL | #- [edit]
うさぎ says..."おひさしぶりです。"
満員電車、ほんと、すごいですよね…。
まさか、自分もこんなのに毎朝乗ることになるなんて、
まったく想像もしておりませんでしたよ。
でも、最近は慣れてきたかな。

小林桂は、あの声量の細さがいいんですよーー。
英語の発音も、確かにうまいとは言えないけれど、
でも、そんなに違和感なくきけるなあ。
もっと若く見えるけど、彼はわたしと同じ年なので、
なんとなく、共感がもてます。

ライブ、どんなかんじなのかしらね。
きっと、彼よりも年上の女性でいっぱいなんだろうなあ。
2006.10.07 10:24 | URL | #1jxB54a6 [edit]

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