恋の痛みは、未来への糧。
友人の恋が、ひとつ、終わった。
わたしは2人のことをとてもすきだったので、
なんだか自分のことのように悲しかった。
なかよしで、信頼しあってて、でも、とてもさっぱりしてて、
わたしの知り合いカップルのなかで、いちばんすきだったのに。
彼女は、あっさりと、淡々と、その経緯を話してくれた。
とても冷静だった。
でも、わたしが、
「それは別れて正解よ、
女をだいじにできない男なんて、生きてる価値がないわ。」
と言うと、
「やっぱりわたし、けっこう傷ついてるみたい」
と、心の傷を認識してしまったらしい。
途中、「う…」と思ったけれど、
でも、一度口に出した言葉は取り返せない。
彼女の傷口を広げてしまった言い訳かもしれないけれど、
あっさり終わっちゃうなんて、哀しすぎるし、もったいないわ。
痛みを認識することは、次へ進むうえで、とてもだいじなことだと思う。
本当にいい思い出を作れたからこそ、心が痛むわけだし、
心を痛めたからこそ、やさしくなれる。
次に出会うパートナーと、もっといい関係を築くことができるのだ。
人と別れる、ということは、
次にもっといいひとと出会える、ということだ。
「なかなかいいひとが現れないの」
というときは、もっと自分を磨けば、
もっともっとすてきなひとに会うことができてしまう、
ということだ。
今の恋人に会う前、わたしは男に泣かされてばかりだったけれど、
今は、お互いに自由を尊重することができているため、
完全にストレスフリーだ。
これは、いっぱい泣いた賜物だと、わたしは思っている。
美容院でパーマをあてられている間、
ananを読んだ。
いろんな恋の効能が書いてあった。
すげー、恋をすると、こんなに感覚が研ぎ澄まされるのかっ、
と、目からウロコ。
これは、いつもすきなひとがいなくちゃ、もったいない!
「恋をすると、相手の世界も知ることができるから、
世界が2倍に広がる」
というところを読んで、とにかく世界を広げたいわたしは
「あー、だからわたしはこういう生き方をしてしまったのか」
と、とっても納得。
ちなみに、そのananには、「叶恭子のマンネリ脱却! 劇的恋愛のススメ」
という記事があり、それが衝撃的だった。
まず、彼女は常に複数の恋人がいるので、マンネリがないのだそうだ。
さらに、
「いいなと思うシチュエーションのメイクラブは、
美香さんを呼んで、撮ってもらいます。
男性はとても驚かれますが、わたしにとっては自然なことです」
と書いてあった…。
がーーん、美香さん、そんなことまでさせられてるの!?!?
わたしは同じ部分を5回ほど読み直した。
こんなひとに、ライフスタイルのコンサルティングはお願いしたくない。
とりあえず、恋の種を探すには、
自分磨きに集中して、心に余裕を持たせ、
恋愛映画をマメに見たり、友人の恋愛トークをきいたりして、
常に、恋愛モードのスイッチを入れ、
周りのひとのいいところをできる限りたくさん探すこと。
そうすれば、絶対に春は来る。
もしこなければ、わたしが持ってくわー。
- 関連記事
-
- やぎのこども。 (2006/08/24)
- 12時間の監禁。 (2006/08/22)
- 恋の痛みは、未来への糧。 (2006/08/09)
- パーマあててきました。 (2006/08/08)
- 言い訳。 (2006/07/19)