ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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向田邦子 「阿修羅のごとく」

阿修羅のごとく 名前は知っていたけれど、
 初めて読みました、
 このひとの本。
 入試かなんかのテストで
 このひとの文章を読んで、
 「すてきだな」
 と思ったことを覚えてる。

この作品は、映画化もされましたよね。
かなり豪華なキャストでした。
知り合いが、「映画はおもしろかった」と言っていたので、
読んでみることにしたのです。

このひとは、もともと脚本家なのだそうです。
なので、セリフのやりとりが、とてもリズミカル。
物語にぐいぐいひきこまれていきます。

竹沢家の4姉妹は、
年老いた父親に愛人がいることを知り、
そこから物語は始まります。
4人とも、それぞれ個性豊かで、
みんないろんな問題を抱えています。
ひとは、みんなそれぞれ少しづつちがう思いを抱えていて、
その痛みは、血を分けた姉妹でさえも、
完全に理解することはできないのだ。

わたしがいちばん近いのは、綱子、かなあ。
巻子みたいに、夫に対する不満や疑問を隠し続けることはできないし、
滝子みたいに、純情な気持ちは、もうなくなってしまったし、
咲子みたいに、誰にも自分の気持ちを見せずに笑顔を振りまく余裕はない。
でも、だめだとわかっていながらも、男のひとにひかれる気持ちはわかる。

おとうさんは、すてきだなと思いました。
うちのおとんは、こういう家長的な日本の父親像には程遠いので、
どうしてもあこがれてしまいます。

すこし厚めの本でしたが、するする読むことができます。
このひとのエッセイもおもしろいようなので、
いろいろよんでみようかな。

この映画を見たことあるひと、いらっしゃいましたら、
ぜひ感想をコメントください。

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