言い訳。
退社日が決定した。
8月いっぱいまで勤務したら、すぐに愛知へお引越し。
たった1年と3ヶ月という、短い期間だったけれど、
わたしとしては、ものすごく長く感じた。
与えられた仕事が少なすぎて、あっという間に終わってしまい、
毎日、極度の「暇」と闘う日々だった。
どうがんばっても、仕事にやりがいをみつけることができず、
細かいミスばかりで、すっかり自分に自信を持てなくなってしまった。
そして、どうしても、上司を受け入れることができなかった。
言い訳、といわれても仕方がないが、
完全にこの仕事に向いてなかった。
まわりのひとたちに退職を伝えると、
「なんて根性のないひとなのかしら。」
っていう反応をするひともいたけれど、
わたしとしては、「よくここまで耐えた」というかんじだ。
仕事があまりに嫌なので、恋人に会うことだけが生きる目的だったけれど、
ものすごーく少ない給料のなかから、やっと交通費を捻出しても、
人手不足で2連休しか休みがとれず、あっという間に解散。
いつも、無理な旅行をしては、なかなかに空しい思いを味わっていた。
さらに、夢実現費用を貯めるために実家に帰ってきたので、
その他の生活をきりつめたり、一生懸命投資の勉強をしたりして、
ほんのちょっとずつではあるけれど、貯金をしていた。
わたし的に、けっこう極限な生活をしていたんですよ。
でも、もうがまんできません。仕事にも、今の生活にも。
もし、家族がいなかったら、
恋人が、日々わたしの話をきいてくれなかったら、
絶対1年もがまんできなかっただろうな。
以前に勤めてた会社も、嫌で嫌で仕方がなくて、やめた。
前の会社は、まわりのひとたちもすばらしくて、
責任ある仕事も任されたけれど、
どんなにがんばっていても、
社長の気分だけで、何もかもぶっつぶされるのがばからしくてやめた。
世の中には、1つの会社にずっと勤めていられるひともいて、
それが美徳だと考えられているじゃないか。
でも、わたしにはそんなのありえない。
「ここでずっと働いていきたい」
と思えるような会社に出会ったことがない。
わたしがよっぽど性格歪んでるんだろうか。
それとも、人生をまちがってるんだろうか。
後悔のない人生を送れるように、ものすごくじたばたしてるつもりだけれど、
でも、本当に未来は明るいのかどうか、ものすごい不安が押し寄せる。
会社のひとたちに退社することがばれると、
皆一様にものすごく、ものすごくびっくりしていた。
「まだ入ったばかりなのに、なんで?」っていうかんじなのかしら。
でも、わたしには、わたしなりの理由があるんですよ。
言い訳しても仕方がないので、笑って流してたけど、
なんか、だんだんむかついてきたので、ここで言い訳してしまった。
なんだかんだ言って、結局は自分の努力不足なのよね、すべて。
でも、これ以上努力するのは、わたしには無理なのです。
いろんなひとから、
「いっしょにごはん食べにいこう」とか、
「やめるまでに、1回デートして」とか、
お誘いがたくさんで、わたし、いまだけ「めちゃモテ」よ。うふ。
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