「シェフと素顔とおいしい時間」
最近は、毎日おとなしくお家にいて、
そうじとかもちゃんとしてるので、
ひさしぶりに、映画でも見ることにしてみた。
近所のTSUTAYAに足を踏み入れると、そこはDVDの嵐ね。
ほとんどの映画がDVDしかなくて、
やっとビデオをみつけたー、と思っても、
ほとんどが日本語吹き替え版…。
見られるものがなーい!!
見たい映画を探すのに30分もかかってしまい、
かなりストレスがたまった。むかつく。 そんなわけで、
特にこれがどうしても見たかった、
というわけではないのだけれど、
もともと期待していなかっただけに、
まあまあ、といったところ。
お酒を飲みながら、お家でまったりと見るには、
ちょうどいい映画でしたね。
ジャン・レノは、恋人を追いかけドイツへ、
ジュリエット・ビノシュは、恋人から逃れるために、
メキシコへ向かうため、二人は空港にいた。
が、ストライキや天候不良のために、2人とも空港で足止めをくらう。
そこでお互いのことを話すうちに、
ふたりの気持ちに変化があらわれるのです。
空港って、本当にドラマな場所だと思う。
最近は、頻繁に飛行機に乗るようになったけれど、
たとえ、それがちいさな空港だったとしても、
どうしてもわくわくしてしまう。
自分の内面も、高められるような気がする。
ジャン・レノ、坊主のイメージが強いけど、
この映画では、ちょっと髪が長いです。
なんか、ちょっとすてきでした。
「男の髪は、短ければ短いほどいい!って思ってたけど、
そうでもないのかも。と思った。
ジュリエット・ビノシュは最高。
もともと彼女はすきだったのだけれど、
この映画を見て、もっとすきになった。
彼女はエスティシャン&メイクアップアーティストなので、
最初は、めちゃくちゃに、けばい。
「え?こんな顔だったっけ?」
ってかんじ。
彼女にとっては、素顔は裸と同じなのだそうな。
が、あるとき彼女がすっぴんになるの。
それがもーう、かわいくてかわいくて。
彼女の変身ぶりの成功が、この映画の醍醐味だわね。
やっぱり、自分の素顔を生かす化粧っていうのがだいじよ。
それにしても、料理のできる男はかっこいい。
かっこよさ5割増しだね。
テレビで、めちゃくちゃ料理がうまい城咲仁を見て、
彼のこと、ちょっとすきになったもの。
大人による、大人のためのシンプルなラブストーリー。
特に傑作、というわけではないですけれども、
何度も見たくなるような、すてきな映画でした。
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