新横浜国際ホテルと、ふしぎダイニング。
今日から、鎌倉&横浜旅行記をだらだらつづっていこうと思います。
1日目。
仕事をした後、飛行機に飛び乗り、
愛知から新幹線でやってくる恋人と、新横浜で合流する。
羽田から横浜って、ぴゅーっと1本でいけるので、
なかなかに便利ですね。
といっても、新横浜に着いたのは23時を過ぎていたのですけれど。 新横浜での宿は、新横浜国際ホテル。
今回も、シングルの部屋に2人で泊まる。
楽天のポイントをちょっとだけ使ったら、
金曜にチェックインしたし、
チェックアウトの時間が12時なのに、
2人で7千円くらいだった。
ミクロは便利だなあ。
値段を考えると、とってもおトクだった。
もう一度泊まってもいいと思えるホテル。
まず、立地がとてもいい。
地下鉄の駅を出たら、もうホテルが見えた。
15秒くらいしか歩いてないんじゃないか。
部屋のなかは、照明がやや暗め。
リラックスできるように、という配慮なのかもしれないけれど、
初めは戸惑いました。
まあ、すぐになれたので許す。
いちばん気に入ったのは、ベッドカバーがワッフル素材だったこと。
わたしのなかで、リネンは、さらさらの綿!!
っていうこだわりがあったのだけれど、
ワッフル生地もいいねえ。
いつまでもくるまっていたい肌触りだった。
ホテルには、めずらしいね、こういうの。
それから、備え付けの冷蔵庫の飲み物が、
ふつうの自動販売機と同じ値段だった。便利だ。
部屋全体が、それほど狭くなく(広いとは言えませんが)、
清潔感もあって、とても過ごしやすかった。
この値段なら、大満足。
おなかがすいたので、何かたべよう、ということになり、おでかけをする。
駅からかなり近いにも関わらず、
おいしそうなごはんやさんがみつからない。
なぜだー、新横浜。
もうすでに真夜中で、うろうろするのもいやだったので、
目にとまった「べったこ」というへんな名前のダイニングバーへ。
その日、わたしと恋人が、お互いの意志の疎通が図れず、
ちょっといらいらしていたせいもあるかもしれないが、
それを差し引いても、とてもふしぎな店であった。
お店に入ると、とりあえず待たされた。
他のお客はするりと案内されていたのに、
わたしたちだけが待たされた。
なんだ?田舎者だとばれたのか?
いらっときて、
「どれくらい待つんですか」
ときくと、
「いま席の準備をしています」
と言う。
そうか、と思い直して待つこと数分。
席まで案内されるあいだ、店内を見回すと、
なんだよ、いっぱい空いてるじゃねーか。
席につくと、すでにお通しとおしぼりが置いてあった。
…こういう準備はいらないからさ、まず席に案内してくれよ。
ふしぎな配慮に、イエローカード、1枚目。
メニューを見ると、ダイニングバー、というわりに品数は少ない。
多いよりも、少ない方が、選ぶのに困るのはなぜだろう。
しかも、メニューの名前がそれぞれわかりにくく、
料理の説明も写真もない。
とりあえず、いろいろ頼むのだが、
この注文をきいてくれるひとも、全然気が利かない。
話を聞いてなかったり、おどおどしてたりして、なんだか頼りない。
さらに、注文をして、しばらくすると、彼が戻ってきて、
4つくらいしか料理を頼んでいないのに、
そのうち2つをきらしている、という。
今日、金曜の夜なのに?
こんなに品数がすくないのに?
再び、いらっとしながら、メニューを選びなおしていたら、
後ろの席のひとたちも「品切れ攻撃」にあっていた。
イエローカード、もはや2枚目だ。
このお店は、店員さんがやたらとうろうろしているのだが、
ただ歩いているだけで、客の様子には無関心らしい。
こっちが頼みたいと、店員さんの顔を見てるのに、
みんな知らん振りで通り過ぎる。
そして、話し掛けると、皆おどおどしているか、あわてている。
ふつうにかんじのいいひとがいない。なぜだ。
恋人と協議したのだが
こんなに落ち着かない店は初めてですね、という結論に達した。
お店の名誉のために言っておくが、料理はとてもおいしかった。
恋人は、スモークサーモンとクリームチーズのサラダに、
目を丸くして感動し、
アスパラ巻きのアスパラのみずみずしさに感動していた。
料理はおいしいのに、どうしてこんなに居心地が悪いのだ。
宴会とかでてんぱっていたのかな。
うーん。
このお店の不思議さは、旅の間中、わたしと恋人のあいだで
話題にのぼることになった。
というわけで、わたしのなかで新横浜は「ふしぎな街だわー」
と、心に刻まれたのでした。
明日は鎌倉編です。
おたのしみに。
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