子供たちと、英語を楽しむ。
娘たちには、英語を身近に感じてほしいと思っています。
2人が大人になるころ、日本はどうなっているかわからないし、今よりももっと、グローバルな世界になっていると思うので、やはり英語はある程度話せるようになっていてほしい。
自分が5歳から英語を習ってきて、実際に海外に行って会話をするようになり、仕事で使うようになった経緯をふまえつつ、いろんなことを試しているところです。
自分が無理なく続けられること、子供たちの負担にならないこと、楽しんでできることのバランスが取れるところを見極めながら。
5歳と2歳の娘たちに対してわたしが目標としているのは、
「英語の音に慣れること」
「英語の発音を真似して、音を楽しむこと」
「身近なものを、英語でどのように言うか、考えるクセをつけること」
の3つです。
まず、英語の音に慣れることについて。
これは、とにかく英語を聴かせる、それだけです。
いろいろ試行錯誤した結果、NHKラジオの「基礎英語1」を聴かせることにしました。
これは、スマホのアプリや、基礎英語のホームページから、いつでもストリーミング再生することができます。時間にしばられないし、スマホでサクサクっと再生開始できるので、とても簡単です。わたしが学生だったときには、朝6時に無理やり起きて聴いてたのに、現代は便利になったね。
(スマホのアプリはこちらから)
食事中のBGMとして、毎日毎日聴くようにした結果、娘たちから「英語聴く!」って言ってくるようになりました。
基礎英語1はすごくよい番組で、小さい子供たちにもぴったりです。先生の話し方がゴキゲンで聴きやすく、説明がとっても丁寧。登場人物のテンションが高めで、子供たちを引きつける。ビートの音に合わせて楽しく発音練習ができる。など、楽しく勉強できるような工夫が満載です。
やっぱり「毎日英語を聴く」というのは、すごく重要なことです。
基礎英語を聴き始めて、もう半年以上経つのですが、聴き始める前と後で、英語脳への切り替えがとてもスムーズになったことを実感しました。
聴き始める前、地下鉄で困っている外国人との会話にとっても困ってしまったことがあって、「ああ、もう英語を忘れてしまったんだなあ」としょんぼりしていたのですが、今日、本屋さんで困っている人を助けたときには、スラスラーと英語が出てきて、自分でもびっくり。
基礎英語1は、すっごく簡単な内容なんですが、それでも「毎日継続して聴き続ける」ということは、英語学習において本当に大切なことです。
2つめの「英語の発音を楽しむこと」。
これは、基礎英語でも十分達成できる目標なのですが、それに加えて、英語の歌をおしえて、一緒に歌うようにしています。
子供たちが好きな映画の主題歌、挿入歌などを中心に、YouTubeを見ながらいっしょに歌っています。ポイントは、MVが子供たちにわかりやすくて、アップテンポの楽しい曲を選ぶこと。2歳のリンゴさんでも、洋楽を楽しんで歌うようになっています。
たとえば、ズートピアのTry Everythingとか
SINGのDon't You Worry 'Bout A Thing とか。難しいけど、楽しければOKなので、すきなとこだけ歌えればよし。
あとは、同じフレーズを何回も繰り返すような曲なら、サビだけでもすぐに歌えるようになります。
カーリー・レイ・ジェプセンのCall me babyとか
Uptown Funkもすっごくおきにいりのようです。これも同じ言葉を繰り返すところだけは歌えていて、他の難しいところは聴いたままを口に出す感じ。楽しければそれでよし。
最後の、
「身近なものを、英語でどのように言うか、考えるクセをつけること」
これは簡単。
「これ、英語でなんていう?」
って、繰り返して聴くこと。それだけ。
果物とか、野菜とか、動物とか、色とか、モノの名前とか、クイズみたいに「これなーんだ」ってきいてみる。最初は同じものを何回もきくようにして、正解したら思いっきり褒める。そうやって、言葉には、日本語と英語の両方があるっていうことを覚えてもらう。
我が家でやっていることが正しいのか間違っているのか、それは娘たちが大きくならないとわからないけれど、「英語、ちょっとわかる」って思ってもらいたいなと思っています。
英語は1つずつ積み重ねて勉強していくものなので、一度でも心が折れてしまうと、ずっと苦手意識が残ると思います。だから、とにかく英語の音を、楽しいって思ってもらいたい。
これからも、柔軟にやり方を変えながら、子供たちと英語で遊ぼうと思います。
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