子供のやる気を引き出すには、自信を持たせてあげること。
イチゴさんにダンスを習わせてます。
幼稚園のお遊戯を見て、
「この子はとってもリズム感がよい!」
と感じたのが一番大きな理由ですが、自分自身がイチゴさんのダンスを見るのがすきなので、親子共々楽しめると思ったのです。
近所のダンス教室に通わせることにしたところ、幼稚園のクラスメイトだった子が2人いて、それはそれは楽しそうにレッスンをしておりました。
しかし、小学生も含めたクラスなので、ダンスがちょっとむずかしい。幼稚園のお遊戯とは比べ物にならない難度です。
イチゴさんは楽しくやってましたが、ほかのお友達2人は、あまり楽しそうではなくて、レッスンを離脱して、見学しているお母さんのそばにぴったりくっついていたり、「できない」と泣き出してしまったりしていました。
うん、気持ちはわかる。すっごくむずかしいもの。
イチゴさんには、できるだけレッスンを楽しんでもらえるように、幼稚園から帰ってきたら、毎日家でいっしょにダンスの練習をするようにしました。イチゴさんは素直に練習につきあってくれた。やっぱり小さいうちは、親がいっしょになって練習したほうが、習い事は有効に活用できるのかなと思いました。
そんななか、先月に入って、ダンスの振り付けがさらに難しくなりました。これは、自宅での練習が必須だわ、ということで、先生のお手本をスマホで撮影し、YouTubeに限定公開でアップして、テレビに映像を映しながら練習することにしました。やはり、テレビの大きな画面で見ると、お手本がとてもわかりやすい。練習がとっても捗る。
YouTubeだと、簡単にシェアできるので、2人のお友達のお母さんにも連絡してみました。すると、ふたりとも
「動画を自分でYouTubeにアップロードできることを知らなかった。。。」
と言っていて、とてもよろこんでくれました。
そして、翌週のレッスン。
クラスメイトの一人、Aちゃんとお母さんがやってきて、
「動画を見て、一生懸命練習しました」
と言ってくれました。
Aちゃんは、4月のレッスンスタートからずっと、毎回必ずお母さんの横で見学をする時間が長くて、レッスンに参加する時間が短い状態でした。
そんなAちゃんが、その日は最初から最後まで、しっかり先生のレッスンについていき、振り付けもバッチリで、お母さんの横で見学している時間がゼロ、でした。
わたしもAちゃんのお母さんもびっくり。
何よりも、Aちゃんの表情が全然違った。キラキラしてました。
練習をしたことで、自信がついて、とっても楽しそうだった。
よかったーー!
もうひとりのクラスメイト、Bちゃんは、自宅で練習するのは好きではなかったようなのですが、体調不良によって、レッスンを続けてお休みしている間に、YouTubeで先生のお手本を見て、お家で練習を始めたようです。
久しぶりのレッスンでも、振り付けは完璧。先生にも
「おやすみしてたのに、すごいね」
って褒められていて、誇らしげな顔をしていました。
2人の「できたー!」っていう達成感のある表情が、すごくうれしかったな。
幼児のうちは、親が練習の方法をいっしょに考えてみるのが必要なんだと思った。上達の度合いも大切だけれど、それよりも、
・少しでも自信を持ってもらって、楽しいって思ってもらえること
・自分から「がんばりたい」って言ってもらえること
この2つをゴールにしたい。
これからも、イチゴさんのことは褒めて、褒めて、褒めまくって、楽しいついでに、ダンスがうまくなってくれたらいいなと思っています。
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