ペーパードライバーを克服した方法 (3.練習方法)
最後に、練習方法について。
1.運転できる人に助手席に乗ってもらい、広い駐車場をぐるぐるする。
まずは、車の来ないところで練習します。
近所のスーパーに広い駐車場があったので、そこをくるくるまわって、
ハンドルの感触とか、どんなふうにミラーが見えるかとか、
どれくらいアクセルを踏むと、どれくらい進むか、
どれくらいブレーキを踏むと、どんなふうに止まるか、
ワイパーの動かし方、サイドミラーのたたみ方、エアコンなどを確認します。
運転できる人に「練習したい」と言うと、うっかり普通の道路に解き放たれてしまいますので、
「まずは駐車場で確認したい」
としっかり主張することが大切です。
2.家の周りを、何度もぐるぐるする。
車の動きを確認したら、道路に出ます。
家のまわりをぐるぐるまわることから始めます。
もちろん、助手席には運転できる人に座ってもらいます。
前に進む、曲がるのは、すぐにできるようになるので、少しずつ移動範囲を広げていく。
車線変更や、すれ違うのはむずかしいので、
実際にやってみる前に、動画などで手順を確認しておきます。
後ろに車が来ると焦ってしまうけれど、スピードさえ落とせば、全然こわくないので、
「わたしは40キロまでしかアクセルを踏めない女」
と開き直る。
ほかの車に追い越してもらう。周りの車と同じ流れに乗ろうとしない。
迷惑をかけたくないと思うけど、事故を起こすよりはマシ。
3.ちょっと長めに運転。
前に進む、曲がる、ができるようになったら、ちょっと長距離を運転しました。
もちろんジャングルさんに助手席に乗ってもらって、アドバイスをもらいながら。
本を読んだ時に、長時間運転すると、一気に上達する、と書いてあったので。
ジャングルさんの実家から帰ってくるのに1時間半くらい運転してみました。
とても疲れたけれど、確かにちょっと慣れたかんじはした。
車の少ないところを走れば、長時間の運転も、ちゃんとできます。
4.スーパーの駐車場で駐車の練習
運転に慣れてきたら、駐車の練習をしました。
まずは、ネットで手順を確認。
ポイントを頭に叩き込む。
バックのときのハンドルの向きを考えるのに、この動画が役に立つ。
手順を何度も確認して練習したけど、コツを理解していなかったために、何時間やっても全くできなかった。
スマホで駐車の達人をやっていたら、コツがわかって、すこし上達した。
「ハンドルをきりすぎている」
ということに気づいたら、そこから急にできるようになりました。
でも、練習始めて3ヶ月以上経過した今でも、狭いところには止められない。
毎回ものすごく時間がかかる。
自分の駐車場ですら、いつも3回はやり直してる。
そして、とめたあとに車から降りて、自分の目で確かめてる。
真っ直ぐになってるかどうか、真ん中にとめてるかどうか。
駐車は、とにかくぶつけなければいいので、そこだけ気をつけて、
ゆっくりと、時間をかけて、10回くらいやり直すつもりでトライする。
「わたしはカメの如く、のろまなバックをする女」
と開き直る。
今でも一人で運転していくときには、事前に一度ジャングルさんと行ってみて、駐車場を確かめる。
駐車場が狭いところは行かない、と決める。
なるべく車が少ないところにとめる。
3ヶ月経っても、こんなもんですが、それでもいろいろ行けるようになります。
4.ひとりで運転。
ひとりで運転するようになったのは、10回以上練習を重ねてから。
どうしても、運転するのが怖くて仕方がなかったので、かなり慎重に進めていきました。
なんか怖い!と思ったら、
とにかくブレーキを踏んでスピードを落とす。
それでも心配なら、一度止まる。
とにかく安全第一。
最初は、いちばん近くのコンビニの前を通ることから挑戦。
次は、コンビニの駐車場にとめる。
その次は、少し先のスーパー、
次はもう少し先のドラッグストア、というふうに、少しずつ目的地を遠くしていく。
ひとりでできた!と思うと、少し自信がつきます。
以上です。
わたしがいかに下手なペーパードライバーだったか、おわかりいただけたでしょうか。
練習を始めて、最初の1ヶ月は、まったく運転できるようになる気がしなかった。
でも、3ヶ月半が経った今、なんとかなっています。
初めて行くところは、事前にジャングルさんを助手席に乗せて練習し、駐車場を確かめる。
運転するときは、ネックレスとか指輪とかをお守りの代わりに身につけて、「大丈夫」と自己暗示をかける。
こんなかんじで、買い物、病院、習い事、公園などなど、週に3、4回は運転しています。
運転するようになってよかったことは、
「とにかくラク!!!!」
ということです。
子供が2人いると、病院へ行く機会も増えるし、通うのが大変だった。
でも、車があると通うのがラクになるし、ちょっと遠くても、相性のよい病院に行けるようになります。
そして、週末はいつもスーパーに買い出しに行っていたのですが、
平日にたくさん買うことができるので、時間を有効に使うことができる。
運転の練習はとっても大変だったけれど、それを補って余りあるメリットがありました。
ただ、わたしもまだまだ初心者で、毎日失敗もしているので、
これからも安全にはよーく気をつけて、事故を起こさないようにします。
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