1歳。寝ない。心が折れる。長文。
やさぐれた。
心が折れた。
理由はただひとつ、リンゴさんが寝ないから。
寝付くまですごく時間がかかるくせに、すぐ起きる。
布団に置いて30分でまず起きる。
おんぶだと、3回目におろしたくらいでやっと成功する。
まあ、そこまではよいとしよう。よくないけど。
問題は、起きて、そのまま覚醒することだ。
そういう時は深夜まで寝てくれず、
ギャン泣きが続いたり、部屋中荒らされたり、トイレや玄関で暴れたりして、
眠さと疲れ限界のわたくしには、どうにも辛くて仕方がないわけです。
夜中遊びが始まって、早半年が経過し、様々な対策を考えた。
リンゴさんのリズムはたいてい決まっていて、
19時ごろ、何をしても眠くて限界で眠りに落ちる。
22時前、泣く。そして覚醒してゴキゲンになる。
2時ごろ、寝る。
というサイクルが定着していました。
長女イチゴさんは、朝は、規則正しく6時ごろ起床だったうえ、
幼稚園に通い始める前で、日中はずっと家にいて昼寝もしないので
わたしは眠くて眠くて、負のオーラをまき散らして生きていました。
起きる時間がー、
運動がー、
昼寝がー、
どこか体調不良なのではー、
わたしがいけないのではー、
などなど、
悩みに悩んで行き着いた答えは、
「寝ないことがこの人の個性のひとつなので、成長するのを待つしかない。」
もう、とにかくこれに尽きます。
ハラ減った、
おむつ、
のど乾いた、
暑い、寒い、
そういった欲求をすべて1つずつクリアしたら、
あとは安全な状況を作って、部屋を暗くして、自分は居間で寝る。
そして、リンゴさんには勝手に遊んでもらう。
もしくは、勝手に泣いててもらう。
いつの間にかリンゴさんは横で寝てる。
4時ごろ腰が痛くてハッと目が覚めて、眠りが深い状態のリンゴさんを布団へ運ぶ。
そういう生活。
眠る時間も少なければ、布団に眠るのも許されない生活。
子供が1人の時よりも、眠れる時間はさらに少ない。
ネットには、
「子育ては、眠れないのもすごく大変なのもわかってて、
それでも自分で生んで育てるって決めたのに、
育児に文句を言うなんて・・・」
という意見を見かけますが、
そういうひとは育児にきちんと向き合っていないのだと思う。
どの子供も、みんなひとりずつ違うから、どこにも正解はない。
言葉を話すことができない子供の気持ちを、
表情と行動と体調から想像しなくてはならない。
さらに、自分の行動に子供の生死が関わっている。
その責任の重みを抱えて、体力と精神力のすべてを削るわけです。
こんな極限状態は、経験していない人に理解できるわけがない。
妊娠も、出産も同じ。
「世界がちがうんだもの、そう思っちゃうよねえ」
と、冷たい意見にも納得できる。
そういうわけで、わたしは毎日ギリギリで生きています。
ギリギリで生きていたいわけじゃないんだけど、
気がつけば、すごくギリギリになっています。
たいてい木曜日か金曜日には、疲労が限界に達し、
「もう無理、だれか助けてください、本当にお願いします」
という気分になり、泣きながらリンゴさんを寝かしつけたりしています。
昨日もそういう状態になりまして、
そういうときは、
「ふつうのおかーさんたちは、家事育児に仕事までやって、
毎日イキイキたのしそうにしているのに、
どうしてわたしだけがこんなに疲れて何もできないのか、
あまりに無能すぎるのではないか」
という考えばかりがめぐります。
常時何もしていないのに疲れ果てているわたしに対し、
夫のジャングルさんは、スーパー激務でも、とにかく育児を手伝ってくれる。
(寝てるところを無理やり起こして寝かしつけを手伝ってもらうこともある)
それに、わたしは仕事をしていないけれど、
バリバリ仕事をしながらも育児をしているひとは、いっぱいいるのに。
ジャングルさんにそのことを言うと、
「うさぎだけが何もできていないわけではない。
できていることもいくつかはある。
それに、ほかのみんながすべて完璧にできているわけではない。
ほかのひとと、うさぎの違いは、
そういうネガティブな気持ちを外に出しているかどうか、
どんなふうに出しているか、
そこだと思う」
と言われ、なるほど、と納得したのでした。
わたしの場合は、すごく感情的で、泣いたり取り乱したり、
みっともない状態でネガティブな言葉ばかり発しているので、
それを受け止めてくれる人にも申し訳ないし、
こんなの子供にも悪影響だし、
そんな自分を自分でイヤになって、さらにネガティブになる。
そこは大人として、治さなくてはいけない部分だと思いました。
文句は言ってもいいけど、
スマートな、大人としての振る舞いが必要だったんだなと。
ネガティブな考えばかり抱えている自分は否定しない。
心が折れるのも、がんばっている証拠。
でも、それを外に出すのか、出さないのか、
外に出すのなら、どうやって出すのか、そこに意識を向ける。
感情的にならず、ゆっくりと、丁寧に、言葉を選んで自分のストレスを伝える。
そういう大人の表現方法を考えなくては、と気付きまして、
2人育児のストレスをブログにしたためてみましたよ。
自分の思っていることを、こんなふうに客観的に考えながらまとめてみると、
すごくすっきりした気がします。
わたし、ブログ書きたかったんだ…。
こんなわたしの地味な闘いが、
同じように育児をしてギリギリな人に届き、
「自分だけじゃないんだな」
と、ほっとしてもらえたら最高です。
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