誕生日プレゼントに、ホテル時間をもらった。
ジャングルさんと自分の誕生日には、
それぞれ欲しい物を買ってもいいことにしています。
サプライズはすきじゃないので、お互いの希望を相談して、
いっしょに買いにいくことが多いです。
今回のわたしの誕生日に何を買おうか考えたとき、ぜーんぜん思いつきませんでした。
服は、授乳が終わるまでは前開きの服ばっかり着ることになるだろうし、
靴は、底にスパイクがついた滑らないやつじゃないと不安だし、
かばんやアクセサリーや化粧品は、ステキなのを買ってもお出かけできないし。
それで思いついたのが、
「1泊2日のホテル時間」
でした。
ジャングルさんが年末のお休みに入れば、
イチゴさんをジャングル家に連れて行くことができるし、
東京からイチゴさんのいとこちゃんも来るので、
出産前の最後のチャンスだ!
ということになりまして。
ジャングルさんは、
「いいねー、行っておいでよー。」
と軽く言い、ジャングル家の両親も
「そうだ、今しか行けないからね」
と言ってくれたらしいです。
なんというやさしい家族。
ふつうは、嫁がこんなこと言い出したら、
「何言ってんの?」
って言われると思うけど、
ジャングル家は何でも受け入れてくれるからすごいと思う。
わくわくしながらホテルを探し、京王プラザホテルに決定。
部屋がリニューアルされたばかりだったことと、
朝食がとてもおいしそうだったのが決め手です。
お友達と札幌駅でランチを食べてから、
大丸でおいしいものを買っていく予定だったのですが、
年末でものすごーく混んでいて、フロアを歩いただけで疲れてしまい、何も買えず。
ホテルの向かいのコンビニで、おやつだけ買って、
夕食はルームサービスにすることにしました。
チェックインしてホテルに入ってからは、
ものすごくたっぷりのひとりの時間!
江國香織の本を読み、おやつを食べながら映画のDVDを見て、
いつもだったら使えない香り強めの入浴剤をいれたお風呂につかり、
スマホで思う存分くだらない記事を読みまくり、
初めてのルームサービスにドキドキしたりしながら、
ベッドのなかでモフモフと、ぼーーーっと過ごしていました。
いつもなら、ホテルに来ると、ノートに目標を書いて、計画を立てて、
やる気が出るような本を読んで、
「またこういういいホテルに泊まれるように、がんばるぞー」
と気持ちを新たにするのですが、
今回は、そんなこともせず、ひたすらぐうたらしました。
というか、ぐうたらしてたら、一気に時間が過ぎていって、深夜になりました。
「あれ!?もうこんな時間なの!?」
という感じでした。
でも、ぼーっとしていつつも、やっぱりイチゴさんのことは気になる。
イチゴさんが生まれてから、一緒に寝ないなんて初めてだし!
ジャングルさんに電話したら、
「車に乗ってるあいだじゅう、泣きっぱなしだった」
とか
「実家に着いてから、一言も言葉を発さなくて、しばらくぐずってた」
とか言うので、
余計に心配になるし、
おなかの子も、激しくぼこぼこと動くので、集中して本が読めない。
もう、わたしは母になってしまったので、
以前のように身軽ではないのだと実感しました。
以前は、エネルギーチャージの時間として、ホテル時間が必要だったんですが、
今は、究極のリラックス時間として、必要だったんだと思う。
翌朝、シャキッと起きて、朝食を思う存分堪能。
登別温泉で泊まったところの朝食がイマイチだったので、
ものすごくおいしく感じられました。
やっぱり、ホテルの朝食は、パンとスープがおいしくなくちゃね。
朝食後に2度寝をして、朝風呂に入ってからチェックアウトして、
別の友人と、赤れんがテラスでランチをしてから帰ってきました。
急いでイチゴさんの元に帰ると、
いとこちゃんと遊ぶのが楽しすぎるらしくって、
全然わたしのところへ寄ってこない。
え…、なんなの、アナタ、母がいなくっても、ほんとに平気なのねー。
わたしの心配は、ただの空回りに終わったのでした。
形には残らないけれども、最高の時間を過ごせました。
ただただぼーっとしてただけだけど、元気が出ました。
またこういう時間が持てるように、家事に育児に勉強に、
がんばりたいと思いました。
今度ひとりで泊まれるようになるのはいつになるのかな…。
- 関連記事
-
- SNSの世界と、現実の世界。 (2016/01/31)
- しくじり先生の松本明子がおもしろかった。 (2016/01/25)
- 誕生日プレゼントに、ホテル時間をもらった。 (2016/01/12)
- スマホのカメラレンズのキズがキレイになった件。 (2016/01/10)
- 年賀状の写真 (2016/01/08)