「ジョーカーゲーム」を観てきた。
週末は、いつもカフェでひとり時間を過ごしていたのですが、
もっと、現実逃避できることをしたいと思い、
久しぶりに映画館で映画を観てみようと思い立ちました。
とにかく何も考えずに楽しめる作品を見たいなあと思っていたところ、
亀梨くんのジョーカーゲームの宣伝が始まったので、
アクションならちょうどいいなと思って、先日観てきました。
確かに楽しい映画で、最後まで飽きることなくあっという間に終わりました。
ド派手な演出がたっぷりあって、映画館で観てよかったなとは思いました。
思い切り現実逃避ができました。
が、観終わった後で、なんとも言えないモヤモヤ感が残ったのです。
考えた結果、わたしの中で、主人公の設定と亀梨くんがうまく重ならず、
そこに違和感を抱えたまま終わってしまった、ということのようでした。
主人公は、陸軍出身のスパイです。
スパイと言ったら、任務遂行のために全力を尽くさなくてはならない。
けれど、彼は非常に優しい人物で、感情に流されることがあるわけです。
しかし、亀梨くんのスパイは、ひたすら美しく、かっこいい。
もうとにかく完璧なんです。
あの白スーツがあんなに似合うひと、他にはいないと思う。
アクションも、まるで美しいダンスを見ているかのように、
軽々と、しなやかな動きでした。
そんな亀梨くんの完璧なカッコよさと、
軍人出身でやさしくて深田恭子に振り回されちゃう新人スパイ、という設定が、
わたしの脳内で、うまくかみ合ってくれなかった。
監督は、「亀梨くんをかっこよく撮るぜー」と言っていたので、
要するに、監督のイメージと合わなかったんだと思います。
しかし、深田恭子のかわいさは、最高にすばらしかったです。
チャイナドレスや、メイド服や、スパイらしいボディスーツなど、コスプレが楽しい。
彼女にはいい演技は求めていなかったのですが、
前半と後半のギャップがなかなかよかったです。
こういうヒロインは好き。
映画全体として、いろんな要素を「これでもか!」詰め込まれている感じで、
盛りだくさんすぎた印象があります。
わたしはもう少しシンプルな方がすきみたい。
予習しすぎちゃったのか、観た日の気分が沈んでいたからなのか、
素直に観れなかったのかな。
ただ、亀梨くんは非常に美しいので、
「亀梨くんの美しさを堪能する映画」
として観に行くと、とてもたのしいのではないでしょうか。
映画館で映画を観るのは、とてもいい気晴らしになりました。
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