女はみんな生きている 2001年フランス
久々にビデオをレンタルしてきました。
ひとりでビデオを見るときには、
ミニシアター系の作品を選ぶようにしています。
こういうのは、とびきりすばらしい作品か、
もしくは、超駄作のどちらかなので、
超駄作の方だったら、なんか気まずいし、
こういうのをわたしもみたいのー、
っていうひと、あんまりいないしね。。。
さて。
これはすばらしい映画でした。
最高でした。
かなり気に入りました。
女性全員に見てほしい映画。
フランス映画なので、お子様には見せられませんが、
キャスト、ストーリー、光の具合、セット、
すべてが絶妙で、文句なしに傑作だったと思います。
男性が見ると、あんまりおもしろくないかもしれないなあ。
これは、サスペンスのジャンルにわけられるのかもしれないですね。
とある夫婦がディナーにおでかけしようとしていたとき、
娼婦の女性が男に暴行される現場に居合わせてしまいます。
彼女は助けを求めてきたのに、
だんなさんはとっさにドアにロックをかけ、逃げてしまった。
奥さんは、どうしても彼女のことが気がかりで、
つきっきりで看病をするのですが、
彼女は売春組織の男たちに追われていて…
というストーリーです。
脚本もすばらしいので、あまり詳しいお話はしたくないのですが、
この娼婦が、次々と男を手玉にとっていくところは圧巻でした。
ルールどおりにゃいかねーよ、って思うけれど、
でも、それに振り回されている男のひとたちがかわいかったなあ。
なかなか重い部分もありますが、
実際にきっとそういう生活を強いられているひとはいるのでしょう。
リピートするには、もう少し時間が必要です。
それにしても、息子ファブリスを演じていたおとこのこ、
かわいかったなあー。
フランスにいったら、ああいうおとこのこがいるのかァ、
いいなあ、フランス…。
というわけで、ぜひ、ぜひ、見てくださいね。
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