忍者のイチゴさん。
イチゴさんにテレビを触られると、ヤバイ。
バシバシ画面を叩いたり、
変なボタンを押して、わけわかんない画面になったりして、
テレビの寿命を縮められてしまう。
そこで、テレビの前に、どーんとテーブルを置き、
その両側につっぱり棒とワイヤーネットをはりめぐらせて、
テレビに近づけないようにした。
これで完璧!
な、はずだった。
しばらくは、ちゃんとテレビは守られていたのだが、
最近、わたしが目を離した隙に、
イチゴさんはテレビへと到達し、バシバシ叩いているではないか!
わけがわからないまま、イチゴさんを、こっち側に戻すのだが、
一瞬目を離した隙に、やっぱりイチゴさんは、テレビを叩いている。
ニヤニヤしながらテレビをさわり、わたしを挑発しているので腹立たしい。
なぜ…、どうやってテレビにたどり着いているのだ…。
混乱しているわたしの前で、
イチゴさんは、ワイヤーネットとテーブルのわずかな隙間をすり抜けた。
なんと、そんな狭いところを、そんな格好で、
そんなにスルっと通れるの!?
いつの間に、そんな術を身につけたのかね。
こどもってスゲー。
イチゴさん、忍者みたいだよ。
わたしはまた、新たな対策を考えなくてはならない。
イタチごっことは、こういうことだ。
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