Cry For The Moon
こっちに帰ってきてから、初めてひとりでおでかけした。
ジャングルさんにイチゴさんをみてもらって、
ずっと通ってるマッサージやさんに行ってきた。
いつもお願いしているNさんに、
「これは…大変ですね。
いつぎっくり腰になってもおかしくないですよ」
と言われる。
腰痛、ひどいだろうなとは思っていたけど、
そうか、そんなにひどいのか。
これはまずい。
もっと腰を大事にしなくては。
出産から4ヶ月、妊娠がわかってから約1年。
なんだか遠くにきてしまったなあ、っていうかんじがする。
こっちに帰ってきてから、余計にそう感じる。
わたしにとって、世の中は、
「こどもをもつ人の世界」と、「こどものいないひとの世界」、
まっぷたつに分かれてる気がする。
↑これは、あくまでもわたしの個人的な見解。
どっちがいいかっていうことじゃなくて、
自分の世界が一気に変わったっていうこと。
イチゴさんとの生活が始まって、
時間と、体力と、お金、
自分のすべてを自分のためにつぎこめる時間が終わってしまった。
何もかもが、こどもを中心にまわってく。
たのしいこともあるけれど、
それと同じくらい、いろんなことを我慢しなくちゃならない。
イチゴさんから離れたいと思ったことは一度もないし、
いまさらイチゴさんのいない世界は考えられないけれど、
自由がなくなってしまったことについては、
ものすごく、抵抗を感じる。
「イチゴさんが最優先だけど、
あれもこれも、たくさんやりたいことがあるのにな…」
って思うときがある。
そして、不思議なことに、
イチゴさんと2人で家にいると、ものすごい孤独感を感じる。
こないだ、けーこちゃんと超長電話をしたら、
ものすごく心が満たされて、元気になって、
あー、わたしはすごく寂しかったんだなってわかった。
ひとりでいるわけじゃないのに、
ひとりのときよりずっと、寂しくて不安だ。
なんでだろう。
それでも、わたしは今、自分がしたいと思っていた生活をしてる。
毎日、イチゴさんの泣き声によって、大体同じ時間に起き、
母乳のために、毎日晩ごはんをつくり、おやつを控え
イチゴさんのために、掃除機をかけまくり、
イチゴさんのために、洗濯をしまくって、
家はいつでもきれいだ。
ひとりでぐうたらしてたときより、
よっぽど丁寧な生活をしているし、
ぽっかりできた自由時間は、
ほんとにやりたかったことをしてるので、時間も有効に使えてる。
ひとりだったときは、ぐうたらしてる自分が情けなくて、
でも、きちんとできなくて、
「ムワー!」
と思ってたのに、
時間が限定されるとできるようになるなんて、なんか不思議。
わたしはいつも、ないものねだりをしたいらしい。
エネルギーをむだづかいしている気がする。
でも、そういうふうにしか生きられないみたい。
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