「大丈夫やで ~ばあちゃん助産師のお産と育児のはなし~」
図書館で、本を読む。
妊娠中、かなり図書館に通っていて、
妊娠に関する本を探していたんだけど、
なかなかみつけられなくて、
「妊娠、出産の本って、なかなかないんだな」
と思っていた。
が、育児書のコーナーに、そういう本がたーーーくさんあった。
わたしはどうやら探す棚を思いっきり間違えていたらしい。
やれやれ。
amazonでみつけて、読みたいと思ってたこの本を、
いまさらながら読んでみた。
日本最高齢、87歳の現役助産師さんが書いた本。
妊娠初期から出産後の育児のことまで、
幅広いアドバイスが書いてあって、
おばーちゃんのやさしい雰囲気が伝わってくる、
ほんわかしたエッセイのような本です。
なんかね、出産直後のことを思い出して、うるっときました。
妊娠中は、出産のこととか、本で読んでもよくわかんなかったし、
赤ちゃんが生まれてくることのすごさとか、全然わかんなかったけど、
今はわかるの。
胎動が激しかったこととか、
陣痛が弱くて長くて、しんどかったこととか、
全部、意味があって、
イチゴさんがおなかのなかから、わたしにメッセージを送ってたんだな、
っていうことが、
出産後にわかるようになった。
妊娠中は、自分のことしか考えてなかったけど、
出産後は、イチゴさんが世界の中心になったからだと思う。
陣痛が長すぎて、苦しすぎたことは忘れられないけど、
イチゴさんが元気に生まれて、ものすごく安心したこと、
イチゴさんのために、強くならないといけない、って思ったこと、
などなど、
生まれた直後に怒涛のように押し寄せてきた、
いろんな気持ちを思い出した。
大事なことって、すぐ見失っちゃうものですね。
「おかあさんは、手抜きしていい。
赤ちゃんをかわいいと思うことが大事」
というようなことが書いてあって、
自分が思っていたことを肯定してもらったような気がして、
とても安心した。
家に帰って、切羽詰ったら、また読みたい。
妊娠中のひとにも、おすすめしたい本。
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