にやけるジャングルさん。
ジャングルさんがベビ子さんに会いにきた。
出産のときに立ち会ったものの、
産まれた翌日に帰って行ったので、
会えるのを相当たのしみにしていたらしい。
早朝のフライトで、朝にやってきたジャングルさんは、
家に着くなりベビーベッドに駆け寄り、
しばらくそこから動かなくなった。
泣いたらすぐに抱き上げ、
ミルクをやり、
ずっとニヤニヤしていた。
「おれ、こども、好きみたい。」
と言っていたけど、
うん、だいぶ前から知ってたよ。
授乳中、乳首が痛くて、
イタターと、悶絶するわたしを見て、
「おれが代わりにおっぱいあげたいけど、
胸毛が…。」
と言うので、丁重にお断りした。
ひたすら抱っこして、
沐浴にも挑戦し、
つめも切ってやり、
「夜も起きる!」
と意気込んでいたが、
やはり、眠気には勝てなかったらしい。
1日目は飛び起きていたけれど、
2日目は眠ってた。
夜の授乳は、母にしかできない仕事ですものね。
おかーさんが、
「ふたりでランチでも行ってきたら?」
と提案してくれるも、
ジャングルさんはそれどころじゃなく、
ベビ子さんと片時も離れ難い様子で、
わたしもそれを知っていたので、
ただただ3日間、ジャングルさんはベビ子さんの横で、
ニヤニヤしつづけていた。
空港へ向かう車の中でも、
ジャングルさんはずっとニヤニヤしていたので、
どうしたのかときくと、
「かわいいなー、と思って。」
と、親バカ全開なことを言っていた。
いざ、飛行機に乗ろうとすると、
ド田舎帯広ではめったに見られない、アメリカ人の団体が!
ちょうどアメリカから、高校生が団体で研修にきていたらしく、
彼らと同じ便になったらしい。
手荷物検査のところで、ものすごい行列ができていた。
彼らは慣れていないので、
1人ずつアラームが鳴って、止められているらしい。
いつまでも長いままの行列にジャングルさんを残して、
わたしは帰ってきた。
前回は季節はずれの大雪、
今回はアメリカ人高校生の団体を引き寄せるなんて、
やっぱりジャングルさんは、何かを持っている。
- 関連記事
-
- ジャングルさんの寝かしつけ。 (2013/10/05)
- 二度あることは、三度ある。 (2013/07/10)
- にやけるジャングルさん。 (2013/06/06)
- 聞き流すジャングルさん。 (2013/04/27)
- 胃が弱いジャングルさん。 (2012/07/23)