出産の記録 その1
5/10
予定日2日前の新月の日。
新月と満月は、出産が多いときいて、
もしかしたら…、と、心の準備をする。
妊婦検診の日だったので、診察を受けるが、
子宮口の開きは1センチで、まだまだ。
次回の検診でも変わりなければ、
21日に入院することになった。
その後、何もなく過ごしたが、
夜10時ごろ、おなかが痛くなり始める。
最初は、みぞおちのあたりが、しくしく痛むかんじ。
まさか、陣痛ではないだろう、と思うものの、
トイレに行っても、痛みが全然おさまらない。
トイレに行きやすい1階に布団をしいてもらい、
横になってみるものの、
痛みは徐々に強くなる。
かなり強い生理痛のような痛み。
5/11
0時をまわり、だんだん痛む場所が下の方になる。
布団に入っても眠れないほどの痛み。
でも、陣痛はこんなもんじゃないだろ、
と、まだ前駆陣痛だと思っていた。
午前3時頃、おしるしに気付く。
ここで、これは本陣痛かもしれない、と思う。
まだ、我慢できる痛み。
5時頃にも、さらにおしるし。
陣痛の間隔をはかってみると、
10分以内だけれど、規則的ではない。
ジャングルさんに連絡して、
仕事を早退して、帯広にきてもらうことになった。
7時半頃、病院に電話するが、
痛みもまだ弱く、家が近いので、
5分間隔になってから来てください、とのこと。
入院グッズを準備し、シャワーを浴びて、
ほんのちょっぴりおにぎり食べて、入院に備える。
このころは、陣痛の合間に普通に動ける。
でも、食欲は、ない。
ソファに座って、さらに陣痛の間隔をはかるが、
8分だったり、5分だったりバラバラで、規則的にならない。
ただ、間隔は短くなってきたので、
一応病院に電話し、午後1時頃入院する。
診察を受けると、子宮口の開きは1センチ。
がっかり。
きっと、ベビーは、ジャングルさんの到着を待ってるんだ、
と、言い聞かせて、ジャングルさんを待つ。
22時まで、ひたすら陣痛と闘う。
長い。
ベッドに横になると、痛みか強まるので、
眠れず、食事もとれない。
22時ごろ、ジャングルさん到着。
痛みはさらに強くなり、
陣痛がきたら、ジャングルさんに背中をさすってもらわないと、耐えられない。
ベッドに腰掛け、テーブルにバスタオルを置き、
そこに突っ伏して痛みにひたすら耐える。
ベビーの心拍を確認する機械をつけているので、
おなかの張りメーターがふれて、
陣痛の気配がわかる。
メーターを振り切って、痛みもかなり強い。
呼吸をはいて、リラックスしようと試みるも、
痛すぎて、うまくいかない。
この時点で、痛み始めてから丸一日。
明日に続く。
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