ナイトクルーズ。
写真を整理していたら思い出したので、
もう3ヶ月も前のことですが、書いておこう。
ジャングルさんとナイトクルーズに行ってきました。
カタログギフトをいただいて、
そのなかに、この東京湾クルーズのチケットがあり、
「ガラスの仮面のワンナイトクルーズの気分を味わってみよう
(泊まりじゃないけど)」
と思い立って、おでかけしてみることにしました。
乗り込んだのは、ヴァンテアンクルーズというところの
わりと年季が入った客船。
クルーズ中に食事や飲み物を楽しんだり、夜景を楽しんだりできます。
個室もあるので、ロマンチックな人々は、
こういうところでプロポーズしたりするのかしらね。
「きっとバブルの頃は、みんなこういうところでデートしてたんだろなあ」
という懐かしさを感じるインテリアでした。
わたしとジャングルさんは、バーのような一室で、
お酒とおつまみ、サンドイッチなどの軽食をいただきながら、
2人でいろいろほかのお客さんたちの観察をしていました。
だって、こんな、非現実的なシチュエーションなのだから、
一体どんなひとたちが乗り込んでいるのか、とても興味があったし、
客層があまりにも幅広かったから。
バブリーに、きっちりスーツ&ワンピースのカップルもいれば、
明らかに観光客っぽい中年女性のグループ、
外国人観光客の団体、
若者のダブルデート、
ひとりでビールを飲み続けるオッサン、
デッキを走り回るコドモ、などなど、
それはそれはカオスな空間でおもしろかったのです。
さて、出港して間もなく、レインボーブリッジが見えてきました。
橋を、真下から見上げるアングルは、クルーズならでは。
こんなに間近で見たことがなかったので、
なかなかに興味深かった。
でも、それよりも何よりも、
東京ゲートブリッジのかっこよさといったら!
橋のデザインそのものもすてきですが、
ライトアップのきれいさが絶妙でした。
骨組みのひとつひとつが、夜空に浮き上がって、
かっこよかったんです。
この照明を手がけたのが、照明デザイナーの石井幹子さんというひと。
ゲートブリッジの照明をどのようにしてつくっていったのか、
ドキュメンタリーをテレビで見ていたので、
本物を見られて、とってもよかった。
このほかに、レインボーブリッジや東京タワーの照明もこのひとだそうで、
わたしはこのひとの照明がとてもすき。
それにしても、夜景を撮るのはむずかしい。
ピンぼけ写真ばっかりだった。
東京の空は、こんなに明るいんだね。
この2日後に妊娠発覚。
この日に飲んだお酒が最後だった。
夜景を見てたときは、まさか、いきなり人生が変わるとは思わなかったな。
- 関連記事