AKBの「総選挙」。
昨日から、ニュースはこればっかり。
そんなに重大ニュースじゃないでしょー。
それでもこれだけ話題をさらっているのは、
単純に、ライバル意識むきだしなアイドルたちの表情がおもしろいから、
ということなのでしょう。
わたしは数年前からずっと、まゆゆがいいなーと思っていたので、
2位になったのはおもしろかったです。
彼女は、ファンが求めるアイドルの理想像をきちんと理解していて、
それを正統派に演じているのがいいのです。
でも、いちばんかわいいと思うのは、宮澤佐江。
もっと順位が上がってもいいのになと思うのですが、
この総選挙の企画のおもしろいところは、
彼女たちの見た目が順位を左右するわけではないということ。
光宗薫がフツーに圏外であったということで、そのことがよくわかります。
露出が多かったとしても、ルックスがよかったとしても、
彼女がAKB48としては受け入れられていないことがよくわかって、
なるほどなあ、と思いました。
わたしがAKB48やその他の類似グループを見るときは、
そのマーケティング戦略がどういうものなのか、という視点から見ています。
ふつうに見てると、洗脳されそうで、うんざりしますが、
その裏にある戦略を読み取ろうと思いながら見ると、ものすごく興味深いです。
ファンの心理をうまく読み取って、
他のアイドルたちとはちがう企画を次々と送り出していることは、
単純にすごいことだと思うのです。
いつかは人気が凋落する日もくるでしょうが、
その賞味期限を伸ばすために、どんな手法が取り入れられるのか、
今からものすごく興味があります。
投票の仕方については、賛否両論ありますが、
それでも、このマーケティング戦略が人の心を動かして、
ファンのひとたちのお金を動かしているのは確かなので、
結果が出ている以上、批判することはできないと思うのですよ。
それにしても、
ここまでプレッシャーをかけられて、ここまでプライドを削られて、
自分の内面すべてをさらけ出してまで、
アイドルをがんばれるのはなんでなんだろう。
彼女たちの本音は、すごく、きいてみたい。
こういうかんじの、本気の曲が聴きたい。
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