突然に。
2日連続残業で、休憩もろくにとれないほど忙しい。
ボーナスが出ないところでは、サービス残業はしたくないのに、なかなか帰れない。
大した仕事できないんだから、帰してくれればいいのに。
今日もわたしはいろいろな失敗をした。
もう本気でやめようと思った。
涙をこぼしながら、お弁当を食べた。
どうしようもなくこの仕事に向いていないことがわかった。
だけど、たった3ヶ月でやめたら、もうその職場に顔を出せないし、
地元で働いている以上、両親に迷惑もかけられないし、
むこうに置き去りにしてきた恋人にも、がっかりさせたくないし。
目先のことより、未来のことを考えて、
まだやめることはできないかもなーと思ったら、目の前がまっくらになって、
胃の奥に重いものを押し込まれたような苦しさが喉にこみあげた。
なので、「わたしは宇宙人なのだ」と思うことにした。
わたしは宇宙人だから、地球人と同じことができないのは当たり前なのだ。
きっと「自分はほかのひとよりできるはず」と思い込んでるから、
失敗したときにへこむのだ。
たとえ、まわりのひとが、
「このひと、つかえなーい」
と思ったとしても、
わたしは宇宙人なのだから、仕事ができなくてあたりまえなのだ。
むりやり、そう思い込むことにした…。
ばかでもいいの。
そうでもしないと耐えていけません。
暗い気持ちで着替えていたら、恋人から電話が。
「明日やすみだから、これから会いに行くわ」
ということだった。
と、突然すぎませんか?
いままでは、
「会えるまで、あと何週間…?」
と思いながらすごしていたのに、
明日会えるとなると、どうしていいのかわかりません。
早く寝ればいいのに、むだにあれこれ考えてしまった。
恋人と遊んで、この気分を和らげることができればよいのですけれど。
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