「考えない練習」
楽天のポイントが、有効期限が切れそうだったので、
何を買おうかと考えていたら、こちらの本にたどりつきました。
この本自体を読んだことはありませんでしたが、
いろんな雑誌で、著者のことが取り上げられており、
そこでの文章に、好感を持っていたのです。
横浜に出かける用事があったので、
お気に入りのcaffe beanDaisyに持って行って、
生パスタとおいしいコーヒーをいただきながら、読みました。
自分でも、思考が暴走していることを実感していたけれど、
それをどう扱ったらいいのかはわかっていなかったので、
「このひとは、どうして自分の頭のなかのことをわかっているんだろう」
と思いながら読み進めていきました。
そして、第二章の「話す」というところで、
自分の、対人関係のヘタさの理由に納得できました。
わたしが人と話すのが苦手なのは、
思考がどんどん暴走するのを止められないからでした。
これを読んだからといって、すぐに正しい話し方が身につくわけではないですが、
「人と会うのが疲れる」ということの原因を知ったことで、
すこし、気持ちがラクになった気がします。
考えない、というのは、ただ脳内をからっぽにしようとするのではなく、
五感をうまく使えるようにする、ということ。
頭で考えるのではなくて、今感じることに意識を集中させるのです。
この本を読んでから、普段の生活も、意識して変えるようにしました。
なるべく、刺激を少なくするために、テレビは見ないようにしたし、
ひとつひとつの動作に集中するようにしました。
ゆっくり、ていねいに集中して作業をすると、
気持ちが穏やかになるのがわかります。
そういう意味では、即効性のある本だったと思います。
仏道をに、ものすごく興味がわいてきました。
人間は、昔から、おなじような悩みを抱えて生きてきて、
その悩んだ結果がつまっているのが、仏道なのかな、と。
何度も読み返したくなる、大事にしたい本のひとつになりました。
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