ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
0

男子高校生。

英会話スクールをやめることにした。
そこに通う目的、終わってしまったから。

ペラペーラにしゃべれるようになったわけではないけれど、
先生はすてきだった。

英語の先生は、ネイティブの人でないと!
っていうひともいるとは思いますが、
日本人の先生のほうが細かくきっちり直してくれるひとが、多いような気がします。

正しい発音や、文化を学びたいのなら、ネイティブの先生のほうが、断然いいです。
ただ、ある程度話せて、もっと幅を広げたいのであれば、
日本人の先生のほうが、
こちらのニュアンスをくみとってくれて、適切な表現をおしえてくれたり、
おかしなところを、きちんと直してくれたりします。

授業料が異常に高いので、やめてしまいましたが、
でも、やっぱり先生の質は、とても高かったなあ、と思います。

同じクラスには、高校生と大学生がいました。
彼らの話を聞くのはとても新鮮です。
日頃、接する機会がないからね。

彼らは、毎日学校に行くだけでなく、
テストがあって、部活動もあって、アルバイトもある。
そのへんの社会人よりも、ずっと忙しいと思う。
自分にも、そんな時代があったのかと思い出そうとしたけど、
全然記憶がない。

最終日に、男子高校生と雑談する時間ができたので、いろいろ話をしたんだけど、
年齢の話をしたら、

「あ、ぼくの2倍ですね」

と言われた。
…なんでかわかんないけど、なんか、ものすごくがっかりした。
2倍…、それはダブルってことですね…、
アイスクリームだったら、落とさないように気をつけて食べないといけないですね。

さらに、部活の話になって、

「女子と話すの、苦手なんですよ。」

と言われ、ウファー、って思った。
なんて甘酸っぱいお言葉なんだろうか。

とりあえず、
「女のひとなんて、とりあえずほめまくれば簡単に動くよ」
とおしえてあげたら、苦笑いしてた。

そうさ、若いころは、異性の扱いなんて、わかんなかったもんね。
男も、女も、同じ人間だと思ってたよね。
ほんとはちがうけど。


たぶん、若者と話すときに、無意識に身構えてしまうのは、
若いころの記憶が自動的に呼び起こされる、という恐怖を味わうからだ。
マジメだったころの自分。
ジャングルさんナシで生きていた自分。
若いころに比べて、今は、なんて自由で、なんて生きやすいのだろう、と思う。

仮定法の練習をしているときに、

「あのとき、ああしていればよかった、と思うことはありますか?」

と聞かれても、何も思い浮かばなかった。
いつも、直感で正しいとひらめいたことを行動してきたから。

わたしの人生は、完璧からは程遠いけれど、
今までしてきたこと全部がつながって、
少しずつ、完璧の方向に向かっているんだと思う。

関連記事

該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://absolutelife25.blog36.fc2.com/tb.php/1688-2f3797b2