ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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中華街での落胆。

去年から、中華街でおいしい点心を食べたいと思っていたので、
ジャングルさんと横浜に出かけた。

横浜で用事をすませ、バーニーズニューヨークをひやかしてから、
中華街に足を踏み入れた。
もう、このころには、おなかぺこぺこだった。

前の日に、食べログを見て、行きたいお店をピックアップしていったのだが、
中華街は、まるで迷路だ。
細い道が何本も走っていて、どこもかしこも中華料理屋なのだ。
わたしたちは、お目当てのお店にたどりつけない。
ようやく候補のお店を発見することができても、
行列ができていたり、ランチタイムが終わっていたりして、
わたしとジャングルさんは、すっかり疲れてしまった。

「もう、どのお店のメニューも似たようなものだから、
 とりあえず、どっか入ってみよっか。」

ということになり、お手頃なコースがあって、お店が広そうなところに入った。

…しかし、こうやって、「見た目」で中華料理屋を選ぶことは、
中華街では命取りなのでした…。

まず、ジャングルさんは、ビールを頼んだのだけれど、
それが、強烈にまずかったらしい。

しかし、それは序章に過ぎなかった。
その後、運ばれてくる料理が、どれもこれも、最高にマズかったのだー!!

ワンタンスープは、ワンタンが粉っぽい。
もやし炒めには、味がない。
麻婆豆腐はただ辛いだけで、わたしは食べられず、
エビチリは、へんてこりんに甘くって、レトルトものよりもまずかった。
そして、春巻きは、ぬるく、安い油の味がした。
お祭りを思い出す味だった。

わたしとジャングルさんは、かなりへこんだ。
どうしようもなくへこんだ。

このあと炒飯と杏仁豆腐が出てくることになっていたのだが、
突然、料理がぱったりとこなくなった。
その間、二人で会議をした。

「これは大変だ。
 あまりにもマズイ。
 このまま帰ると、とても悲しいので、何か別のものを食べて帰ろう。
 そのためには、炒飯を食べるのをやめて、
 おなかがいっぱいになるのを防がなくては…。」

ということになり、
結局、炒飯と杏仁豆腐を断って、お店を出てきた。
店員さんに、
「申し訳ございません」
と謝られたが、店員さんは悪くない。
この店の料理が、とにかく口に合わなかった。

後で、食べログでこのお店をチェックしたら、
見事な酷評コメントばっかりだった。
確かに、みなさんのおっしゃるとおり、相当においしくなかったです。

その後、肉まんを食べ、おなかがいっぱいになったので、
コーヒーを飲んで帰った。
ジャングルさんは、
「おちつくー」
と言って、カフェでのびのびしていた。

外食で、おいしくないものに当たると、怒りを覚える。
あんなにぎゅうぎゅうに中華料理屋が集まっている中で、
なぜにあんなにまずい店を選んでしまったのか。
もう、ふたりで笑うしかなかった。

中華街は、ちゃんと、お店を下調べして行かないといけない。
いや、下調べはしたけれども、ツメが甘かったな。
中華街をたのしむのって、むずかしい。

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