ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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苫米地英人 「1日10分」で脳が生まれ変わる

2回、読み終わりました。



きっと、今まで、ほかのひとよりも多くの自己啓発本を読んできました。
マイナス思考が強すぎる自分を変えたくて、もがいているからです。

この本は、今までに読んだ本とは、根本的にちがっていました。
だから、衝撃を受けました。

何がちがっているのか、というと。

ふつうの本は、
「考え方を変えよう」
とか、
「毎日こういう習慣を身につけましょう」
っていうようなことが書いてあることが多いんです。

でも、わたしは強烈なマイナス思考なので、
「プラスに考えましょう、劣等感は無意味です」
って言われたところで、
「ああ、そうですか、じゃ、プラス思考にしましょうか」
とはならないわけです。
プラス思考のほうがいい、とわかっていて、でもできないから読んでるんです。
単純に、「こういうふうに考えればいいの」って言われても、
考え方を根本的に変えるのは、すごくむずかしいことです。

さらに、全然マメじゃないわたしが、
「トイレを毎日みがきましょう」
って言われても、どうしてもやりたくない日もあるわけです。
無職になっても、毎日きちんと家事ができないという、
ミラクル級にズボラなわたしが、
急に、本を読んだだけで、すっごくマメな人間に生まれ変われるわけではないのです。

だから、巷にあふれる自己啓発本は、
憂鬱期に突入したときに読み返す程度で、
根本的に自分を変えたものはありませんでした。

しかし、この本は、「自分を自分で洗脳するための本」なのです。
つまり、「洗脳の仕方」が書いてあるわけです。
しかも、その手順が、すべて合理的で、理論的で、
ほかの本では読んだことのないような、新しい考え方が示されていました。

むずかしい単語もたくさん出てきます。
それでも、簡単な言葉を並べた本よりも、すとんと心に落ちました。
簡単なことばで書かれていることのほうが、よっぽどむずかしいように思えました。

洗脳の手順は、まず、ゴールを設定し、
その後、成功体験を強めるためのイメージトレーニングを行って、
自分の潜在意識を、ゴール側からつくる、というものです。

わたしはまだゴールの設定もうまくできていないし、
成功体験も思い出せていません。
まだまだトレーニング以前の問題です。
でも、この本の内容にすごく納得して、
自分をゴールへと近づける方法をみつけることができただけで、
それだけですこし前向きになりました。
わたしが求めていたのは、こういうアプローチだったんだな、と。

いつも、机において、常に目に入るようにしています。
それだけで、ゴールと、成功体験を思い出せるからです。
おもしろくて、一気に読める本に、久々に出会えました。

すききらいがはっきり分かれるところだと思いますが、
わたしには彼の考え方は興味深かったです。

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