ABSOLUTE LIFE

すてきなものにかこまれ、すてきな音楽をきき、すてきなものをたくさん見ることが、心のビタミン補給です。
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NOVA。

フランス語を習いたいなー、と思い、
フランス語の教室を探してみたのですが、
かなりマイナーであるらしく、ほとんど、ない。

ある日、目にしたNOVAの看板に、
「仏語」
と書いてあったので、
「NOVA、かー。うさんくさいな」
と思いながらも、話だけはきいてみようと思い、
「資料ください」と足を踏み入れた。
この時点で、NOVAにとって、わたしは、まさに
「ねぎしょったカモ」
である。
長時間の勧誘と、これから始まるDM&電話攻撃は覚悟していた。

さて。
受付にいたのは、すてきな若いおねーさん。
みんな黒のパンツスーツに身を包み、「できる女」風な出で立ちではある。
おねーさんは、さっそくわたしの服をやたらとほめちぎり始めた。
そのひとは、とてもかわいく、かんじよく、すてきなひとだったのに、
その攻撃で、わたしは戦意喪失。
こういうの、洋服屋さんでもよくやられますが、
こんなあからさまなお世辞を素直に受け止めるひとっているのかしら。
さんざんほめられ、うんざりしてきたころ、話は始まった。
が、始まったと思ったら、今度は英語のレッスンの説明ばかりをされてしまう。
わたしが受けたいのは、仏語レッスンなんですが。

なんとまあ、話を聞けば、
その教室には、フランス語の教師はおらず、
インターネットを通じて、大阪にいるフランス人とお話をするのですって。
おいおいおい、それって、それって、どうなのーー?!
わたしはものすごくカルチャーショックを受けた。

だって、だって、会話ってさ、ことばだけじゃなくて、身振り手振りや、
その場の雰囲気で成り立つものであって、
首から上の映像だけじゃさー、なんか、空しくないか?
しかも、テレビじゃなくて、ネットだから、動作が0.5秒おきくらいになってて、
画像が、なんか、すごく、不自然。
しかも、慣れない外国語での、電話とか「モノを通した会話」って、
すごくむずかしくなるんだぞ。
それでも、ふつうのレッスンと同じ金額をとるなんて、

ありえない

まあ、お茶の間留学ならまだしも、
わざわざスクール行って、インターネットでボンジュール!じゃあ、
全然納得いかねーっての。

でも、まあ、これが時代の最先端なのかもしれませんね。
わたしは20年も前から英語教室に通ってたので、
そういう現代的な方法についていけないだけなのかもしれません。
だけど、だけど、このやり方に、こんな金額は払えない。
久々に、カルチャーショックを受けました。

わたしはすぐにやる気をなくしたが、
おねーさんは引き下がらない。
そりゃそーよね、これが仕事なんだからさ。
「無料レッスンだけでも、予約してみませんか?」
と食い下がってくる。
おねーさんのためには、予約をしてあげたいなあと思ったけど、
でも、やっぱりわたしはレッスンの仕方に、すごくがっかりしたし、
行く気ゼロになってしまったため、
おねーさんには申し訳なかったけれど、お断りした。
冷たい態度を取ってしまったけれど、
決しておねーさんは、悪くない。

帰ってきてから、いろいろ資料は見てみたものの、
どうも、うさんくささは否めない。
料金の設定が不明瞭で、どのくらいのレッスン量に対していくらかかるのかが、
まったくわからない。
大量のCMを大衆の脳裏にインプットし、ネイティブスピーカーを集めて、
消費者をひきよせる。
「なんか、宗教みたいだな」
と思った。

もちろん、実際に通っている方はたくさんいましたし、
その方たちにとっては、有益であるとは思います。
これは、あくまでもわたしの個人的な意見であり、
企業そのものを誹謗、中傷するつもりはありません。
ただ単に、わたしには、その魅力が理解できなかった、ということです。

確かに、便利で、賢い方法ではあるけれど、
コミュニケーションが、こういう形に淘汰されていくのかもしれない、と思うと、
わたし的に、すこし、切なくなりました。

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