こどもがうまれた。
と、いっても、
わたしが生んだわけではありませんよ。
とうとう、友人におとこのこが生まれたのです。
わたしが、彼女に
「前に行こうとしていたそば屋さんはどこ?」
などと、のんきなメールを送ったところ、
だんなさんからメールがきて、
彼女に陣痛がきていることを知った。
彼女の人生一大事のときに、そばやのことをきくなんてー!
大失態です。
わたしは自分のことのように、心臓がどきどきしてきて、
すごく心配で、苦しくなりました。
「想像妊娠なんて、しんじらんなーい」
とか、思っていたのだけれど、
こういうことなのかもしれないなあ、と微妙に納得した。
しばらくたってから、写真つきのメールが送られてきた。
かわいいいいいいい。
何度見てもかわいい。ずっと見ていたくなる。
友人に相当似ており、ちょっとおもしろかった。
こんなに出産について身近に感じたのは初めてだった。
なんか、どかーん、というショックを受けた。
だって、ひとが誕生したんですよ。
彼にはこれから、数十年の長い人生があるのです。
親としての、大きな責任も同時に生まれて、
友人の人生は、そのこどもを守るために、動いていくのです。
親になるって、本当にすごいことです。
以前は、妊娠すれば、ふつうに生まれるものだと思っていたけれど、
知り合いが、つわりにかなり苦しんでいたり、
流産してしまったことを考えると、
ちゃんと生まれるということだけでも、
ありがたいこと、すごいことなんだよなあ、と思う。
おめでとう!!!!!!
と、やたらびっくりマークの多いメールを送ってしまったのだけれど、
でも、大げさじゃなく、それくらいわたしはうれしい。
わたしの人生計画では、
結婚するのは30歳。
ひとりめを産むのは、32歳。
ふたりめを産むのは、35歳。
自分の出産は、まだ遠いけれど、
心の準備はすこしだけ、できたかもしれません。
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