なじまないジャングルさん。
新宿衝動買いの会で、ジャングルさんをさんざん振り回してしまったので、
労いとお詫びを兼ねて、おいしいランチをいただくことにしました。
新宿駅のすぐ近くにある、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーのレストラン、
TRIBEKSへ、ジャングルさんをつれていく。
わたしの先入観かもしれませんが、
新宿のごはんやさんは、狭くて、混んでいて、とても騒がしいお店が多いように思う。
それにひきかえ、ホテルの場合は、ゆったりと落ち着けるし、サービスもよいので、
ホテルでランチをいただくのが、とてもすきです。
特に、ここは、駅のすぐ近くなのに、わりとすいてるし、
高層階にあるので、景色がきれいなのですよ。
さて。
たまーにこういうレストランにつれてきても、
ジャングルさんは、いつも居心地が悪そうにしている。
どうしても、慣れないらしい。
テーブルについても、明らかに浮いている。
まず、テーブルに向かい合った瞬間に、すごく太い鼻毛が出ていたのが見えた。
バカボンのパパ並みに、かなり目立つ鼻毛だった。
「鼻毛出てるよ!」
というと、あわてて鼻に指をつっこんで引っ込めていた。
そして、いつも、フォークとナイフの使い方に悩んでいる。
たいてい、どの料理のときにどのフォークを使うべきか、悩んでいるが、
今日は、ナイフを左手に、フォークを右手に持ってしまったらしく、
すごく困っていた。
ちゃんとセッティングしてくれていたのに、
なぜ、あえて、クロスして持ち替えたのか、謎。
ジャングルさんは、スープを飲んでは
「上品ーー」
と感想を述べ、
わたしがおすそわけしたメインのお肉についても、
「上品ーーー」
と延べ、
さらに、パスタを食べても
「上品!」
と言っていた。
きっと味がよくわからなかったのだろうと思う。
でも、ちょっと知ったかぶりをしたかったようで、
パスタといっしょに運ばれてきたパルメザンチーズに対し、
「チェダーチーズでしょ!」
と断言し、逆にチーズの知識のなさをアピールする結果となった。
最後に、アイスコーヒーが運ばれてきたのだが、
ピッチャーに入ったガムシロップをすべて投入し、
恐ろしく甘ったるい飲みものを作っていた。
のんでみなよ、とすすめられて飲んでみたが、
もはやコーヒーではなく、「ガムシロップ」という飲みものになっていた。
「おれ、いつもおやつ食べないから、ここで糖分とってるの」
と、ご満悦におっしゃっていましたが、
アイスコーヒーとともに運ばれてきたケーキを一瞬でたいらげており、
甘いものがきらい、というのは嘘なんじゃないかという疑惑がわいた。
そんなわけで、ランチの時間は終了。
ホテルなのに、サービス料もなく、なかなかおとくでした。
そして、ジャングルさんは、いつでも、どこでも、ジャングルさんなのでした。
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