デトロイト・メタル・シティ。
松山ケンイチが見たくて、借りてみました。
予想以上におもしろかったです。
まんがも読みたくなっちゃった。
松山ケンイチは、おしゃれなポップミュージシャンを目指して上京しますが、
実際は、メタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」のボーカルとして、
白塗り&奇妙な衣装で人気を博してしまうのです。
おかっぱ松山ケンイチと、白塗りクラウザーさんのギャップは、すごい。
彼は演技が本当にうまいんだね。
根岸くんを演じているときの、なよっとしたかんじがものすごくかわいくって、
しかもそのうえカジヒデキの歌を歌っちゃってるものだから、
おもしろくて仕方がなかったです。
すきになっちゃうよ。
ひさしぶりに出てきた、カジヒデキ。
映画で一瞬出演していたのですが、
見た瞬間に、なぜか爆笑してしまいました。
なつかしーい。
あと、加藤ローサがとってもかわいかった。
ふつうに考えて、
「そんなにうっかりした女の子はいないわよ!」
って思っちゃうのだけれど、
彼女が演じていると、まあ、そんな子もいるのかもしれないね、と思ってしまう。
隙だらけの女の子は、はまり役かもね。
そして、美波がガールズバンドのボーカルとして出ていたのですが、
すごくかわいかったです。
わたしは彼女がとてもすき。
ストーリーは、ただ、笑えるだけじゃなくて、
いろんなことをかんがえさせられる映画でもありました。
自分の希望と、実際に進んでいる道には、常にギャップがあるものですから。
ちょっとエヴァンゲリオンのシンジを思い出してしまうような部分もありました。
ひとつひとつのエピソードが、とっても魅力的で、
あっという間に見終わってしまった。
見たあと、純粋に「たのしかったー」と思える映画でした。
それにしても、なぜみんな「クラウザーさん」と、「さん」付けで呼ぶのか。
「ジャングルさん」みたいで、なんかおもしろい。
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